第20話

20.急に…
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2019/02/20 03:52
Pさん
Pさん
そういえばさ、そろそろ夏祭りあるね


みんなゲームに疲れて
少し休憩してる頃に、

Pさんがふと口にした。


まんず
まんず
…みんなで行きます?

まんずはそう言って私を見た。




どう?って、
笑顔で言ってくる。


あなた

い、行きたい…



みんなって…みんなだよね…


キイチ
キイチ
あなたちゃんの浴衣見れるなら行こっかな〜
トミー
トミー
じゃあ俺も行く〜

じゃあ決まりねって、
Pさんが手を叩いた。


カンタ
カンタ
……

カンタさんは、行くのかな…





何も言わないカンタさんを見て、
少しだけ不安になった。


トミー
トミー
おーいー、カンタもなんか言えよー
カンタ
カンタ
……行かないとダメなんでしょ

ボソッていう。


まんず
まんず
じゃなくて?(笑)
トミー
トミー
はっきり言わねーと怒んぞ〜
カンタ
カンタ
……行く行く!行きますー!

半ば強制な感じで、
行くことが決定された。






やばい!!浴衣!!



去年の浴衣はもう使い古して、
捨ててしまっていた。




新しいの買わなきゃ…





楽しみでワクワクしてる自分と、
緊張でドキドキしてる自分がいた。





楽しめたらいいなっ



















お家に帰ったら私は、
パソコンで勢いよく浴衣を探す。







プルルルルルルルル



そばに置いていた携帯がなる。


そこには見知らぬ番号。







ん?誰だろ…



普段は知らない番号は基本的には出ない。






でもこの時は何故か、
出ないといけない気がした。



あなた

もしもし?



……無言。

あなた

もしもーし?イタズラですかー?




やっぱり出るんじゃなかった…

カンタ
カンタ
も、もしもし





え!!!!




聞き覚えのある声。




あなた

カカカ、カンタさん!?!?

カンタ
カンタ
うん…てか、びっくりしすぎ(笑)

電話越しで笑うカンタさん。



鼓動が一気に早くなる。


なんで!どして!



同じだけハテナが浮かぶ。

あなた

な、え、んん!?ど、どしたんですか!!

カンタ
カンタ
(笑)落ち着いて?(笑)

深呼吸をして、一旦落ち着く。


カンタ
カンタ
……落ち着いた?
あなた

はい。



電話の奥でクスクス笑うカンタさん。





普通で良かった…


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