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第13話

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吉野くん、セットしないの?
北人
へ、っあ!する!
先輩が彼女になってから、

ついつい頬が緩んでしまう。

(まぁそれは片思い期間中もだったけど)

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吉野くんの髪ってふわふわしてる…
ヘアセットも終わりに近づいたころ、

前から思ってたんだよね、と

鏡に映る俺と目を合わせてそう言った。
北人
えー俺は先輩のサラサラな髪、好き
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あ、ありがと…
北人
んふ。どういたしまして
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こ、これで完成だからっ
えっと…収録、頑張ってね
“好き”というワードに弱い先輩は

俺の視線から逃げるように目を泳がせた。
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じゃあ…片付けしなきゃだから、
北人
まって、
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…?
北人
“あなた”の全部が好きだよ、覚えてて
その手を取って、

鏡越しではなく向かい合ってそう言えば

耳まで真っ赤にさせた先輩。
北人
収録、いってくるね
なにか言いたそうな先輩と、

言い逃げした俺。


______だって、


先輩、付き合っても相変わらず名字呼びだし。

それへの小さな反抗

メンバーには “ 意外とSだね ” なんて言われたけど

俺はあの顔見れて大満足。



たまには仕事中も俺のことだけ考えちゃえ。