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第5話

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先輩は、鈍感だと思う。
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吉野くん!
ある日、

パタパタと俺のもとに走ってきて、

くるっと右側を向いて、髪の毛を見せてきた先輩。
北人
赤くなってる…!
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昨日ね美容師の友達におまかせ頼んだら
赤になりました
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吉野くんとおそろの色です
どうしよ、

そんな走って報告来るとか

意味分かんないくらい可愛いんだけど。
北人
…可愛い、めっちゃ似合ってる
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ホント?ありがと!
皆気づいて褒めてくれたんだよ〜
北人
え、俺が1番じゃないの?
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何が?
北人
先輩が髪染めたこと知ったの
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違うよ、吉野くん来るの遅いし
キョトンと俺を見つめる先輩。

どーせ、

俺が溜息ついてる理由なんて分かんないんでしょ。
北人
今度髪染めたら、俺が1番に知りたい
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…なんで?
北人
とにかく。染めたことじゃなくても、
俺が1番に見たいし褒めたいから
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わ、わかった
すぐに頰を赤くして俯き加減にそう言った先輩。


鈍感な先輩にもちょっとは伝わった?

恥ずかしそうにする先輩の隣で

照れてる、とひそかに嬉しくなった。