あった。
『........』
__「よ、よかったー!!
お前ウチの裏の公園でぶっ倒れてるし…
びっくりして俺が倒れるかと思ったよ!!」
ガシッ!!
『うっ』
__「ごめんな1人にして〜〜〜!!」
『あのっ どなたですか…?』
__「えっ?」
__「オレだよオレ 閑也おじさん」
え
マジか…!!
てゆうか母ちゃんと似てなさすぎる
『じゃあー あれはおじさんが助けてくれたんですか?』
閑也「あ いやそれはウチの常連客のヤツが」
__「すーじやメシってまだ?」
今日のあやしい人…!
__「お 起きた?」
「もー 通りかかった公園で女の子ぶっ倒れてるし
そんでとりあえず保護者に電話しようと着歴みたら閑也がいるし、それ言ったら閑也が店閉めてソッコー帰ってくるし」
「マジでビビるっつーの」
なんつー偶然
あやしい人は本当はあやしい人ではないわけか
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!