第3話

終わりが近づく
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
ゴホッゲホゲホッ……
華奈(かな)
華奈(かな)
健人兄ちゃん……?
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
あ、ごめん……起こした?
華奈(かな)
華奈(かな)
大丈夫だよ…
健人兄ちゃん大丈夫?
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
大丈夫だよ
ごめんなぁ、兄ちゃんのせいで
起こしちゃって
華奈(かな)
華奈(かな)
大丈夫…!!
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
華奈、ちょっとお母さん呼んできてくれる……?
華奈(かな)
華奈(かな)
どうしたの……?
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
んー、ちょっと汚いから見せたくはないんだけど
そう言い健人兄ちゃんは手のひらを私に見せた
その手のひらには血がついていた
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
ごめんな、汚いよな
とりあえず母さん呼んできてくれない?
華奈(かな)
華奈(かな)
す、すぐ呼んでくる!
健人兄ちゃんは、じっとしてて!!!
私はこの時混乱していた
だけど、大好きな健人兄ちゃんが
心配で急いで母親の部屋に向かった
華奈(かな)
華奈(かな)
お母さん…!!!!
健人兄ちゃんが!
お母さん
お母さん
ん?どうしたの?
華奈(かな)
華奈(かな)
健人兄ちゃんが血を…!
は、はやく!!!
お母さん
お母さん
健人……!!
母親は急いで健人兄ちゃんの元へ向かった
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
母さん…ごめん
ちょっとね
お母さん
お母さん
いいから、今すぐ病院行くよ!!!
華奈(かな)
華奈(かな)
健人兄ちゃん……
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
華奈、兄ちゃんは大丈夫だから
華奈(かな)
華奈(かな)
でも………お母さん!私も行く!
お母さん
お母さん
華奈……
華奈(かな)
華奈(かな)
お願い…!!
お母さん
お母さん
わかった……
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
母さん、華奈は!
お母さん
お母さん
華奈がこんなに言ってるのよ?
母親として、連れて行くしかないでしょ
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
……わかった
お母さん
お母さん
ほら、はやく車に乗って!
健人歩ける?
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
歩けるよ
華奈、行こうか…
こんな時でも健人兄ちゃんは私を気にかけてくれてた
華奈(かな)
華奈(かな)
うん……
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
……大丈夫!
兄ちゃん約束したからな!
はやく元気になるから!
その時健人兄ちゃんは笑っていた……
私はその笑顔を……信じきっていた…
華奈(かな)
華奈(かな)
…そうだよね!
健人兄ちゃん約束したもん!
この時母親は、私の方をまじまじ見ていた…
多分、母親は知っていたんだと思う
この先どうなるかを
お母さん
お母さん
…………
そんなことを話していると病院につき
すぐ医者の元へ行った私達
医者
医者
健人くん……このままだと
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
先生…!
そう言い健人兄ちゃんは私の方をまじまじ見つめた
華奈(かな)
華奈(かな)
どうしたの…?
この時医者は察したのだろう
医者
医者
あ、いや、少し入院してもらわないと
いけないかな
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
入院ですか……わかりました
華奈(かな)
華奈(かな)
入院…?
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
華奈、兄ちゃん少しの間
病院にお泊まりしないといけないんだ!
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
だから、母さんや父さんの言うことちゃんと聞いてお留守番しといてくれな!
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
指切りげんまん出来る人ー!
華奈(かな)
華奈(かな)
はーい!!!!
お母さん
お母さん
健人……
医者
医者
とりあえず、お母さん
これが入院に必要なものです…
後でまた話さないといけないことがあるので…
お母さん
お母さん
はい…
医者
医者
お嬢ちゃん、お兄ちゃん
少しの間病院に入院しちゃうけど
お嬢ちゃんは1人でも大丈夫?
華奈(かな)
華奈(かな)
うん…!大丈夫!!!!
多分この時の医者の質問は
違う意味だったのだろう
お母さん
お母さん
華奈、1回帰るよ
お家で必要な物揃えないと
華奈(かな)
華奈(かな)
はーい!!
健人兄ちゃん!また来るね!
健人兄ちゃん
健人兄ちゃん
おう!
そう言い私たちは帰った
帰ると健人兄ちゃん以外の家族が
全員リビングに集まっていた
お父さん
お父さん
おい!健人は大丈夫なのか!?
お爺ちゃん
お爺ちゃん
華奈!こっちに来い!
何故か呼ばれた私は
お爺ちゃんの元へ向かった
華奈(かな)
華奈(かな)
ど、どうしたの
お爺ちゃん…?
__パシッ__
私がお爺ちゃんの元へ行くと
お爺ちゃんは勢い良く私を叩いた
華奈(かな)
華奈(かな)
痛いッ……
お爺ちゃん
お爺ちゃん
お前がいるから……
お前がいるからダメなんだ!!
私はこの時
一体何を言ってるのか
理解できなかった…そして
総兄ちゃんと希姉ちゃんの方を向くと
2人は顔を逸らした
そして今度はお母さんとお父さんの方を向くと
お母さんは、顔を下に向け
お父さんは総兄ちゃん達のように顔を逸らした
華奈(かな)
華奈(かな)
ごめんなさい……
家族全員に顔を逸らされ
自分が何か悪いことをしたのだと思い
私はひたすら謝った
お母さん
お母さん
と、とりあえず
健人は、入院することになったから…
だから、入院道具を揃えないと
お爺ちゃん
お爺ちゃん
入院だと!?
お母さん
お母さん
は、はい…
お爺ちゃん
お爺ちゃん
……華奈、はやく部屋に行け
お前の顔を見るとイライラする
華奈(かな)
華奈(かな)
わ、わかった……
そう言い私は部屋に戻った…
健人兄ちゃんがいない部屋は
すごく寂しくてすごく暇なものだった…






--------キリトリ線--------
主
ここまで読んでいただきありがとうございます!
主
次の話は結構日を飛ばします
そこはお許しを
華奈(かな)
華奈(かな)
ねぇ、未来の私!
主
なーに?過去の私?
華奈(かな)
華奈(かな)
誰かを助けて幸せにしてあげてね!
主
……もちろんだよ
主
お気に入りやフォロー 
そしてコメントなどありがとうございます
主
小説を出すのは結構はやいです