ころんside
ピーンポーン
あ、さとみくんが来た!
仕事がない日さとみくんは僕と学校に行ってくれる。
これが僕の毎朝の楽しみ。最近はさとみくん忙しいからなかなか一緒に行けない。
さとみくんのスケジュールは僕も知ってるから、僕もさとみくんが休みの日は僕も予定を開けておく
相変わらず、さとみくんは今日もかっこいい...
僕達はいつも通りどうでもいい話をしながら僕達は学校に向かう
学校に着いた。
いつものように、女子がさとみくんを囲っている
さとみくんは女子に囲まれているから、僕は一人でクラスに行こうとする。
すると、誰かに腕を掴まれた。
僕は体勢を崩す。
僕のの腕を掴んできたのは.....
さとみくんだった
さとみくんが近距離で言う
相手が男ながらもかっこいいって思ってしまうな...僕が女子だったら惚れちゃうよ
さとみくんは笑顔で言う
その笑顔に何人の女子がやられたか...
全部聞こえてるよ...
さとみくんは人気者だから陰キャの僕が仲良くしてることはおかしなことだと思ってもやはり、悪口を言われると傷ついてしまう。
でも、さとみくんは人気者だから僕よりも陰口多いんだろうな...
さとみくんが僕に気づき、顔を覗き込んでくる
そう言う事が、行けないのに..
でも
心の何処かで嬉しいと思っている自分がいた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。