第5話

男の友情
26
2019/03/27 12:55
【 エイジ side⠀】

そらちぃ
あー!!いっぱい食った~!
エイジ。
ほんとそら食べ過ぎ(笑)
誰のおかげだと思ってんの?(笑)
そらちぃ
ありがとっ!焼き担当
エイジ!(笑)
エイジ。
しばくよ?(笑)
俺らはあなたたちと少し離れたところで
たそがれていた
そらちぃ
ってかさぁ~
りっくんさいつも声うるさい~ってゆってくるけどりっくんもなかなかだよね(笑)
ここまで聞こえてくる(笑)
エイジ。
人間そうゆうもんだよ(笑)
波の音が聞こえる。すると突然そらが
こんなことをゆってきた
そらちぃ
ねぇ、えいちゃん。
えいちゃんってあなたのこと好きでしょ
エイジ。
んっっ!!
ゴホッゴホッ!
な、な、なんだよ急に!⸝⸝⸝⸝
びっくりして
飲んでいたコーラを吹いてしまった
そらちぃ
やっぱり~(笑)
えいちゃんわかりやすい(笑)
エイジ。
はっはぁ!?
俺があなたを好き?!
ん、んなことあるか!!
そらちぃ
その反応がわかりやすいって言ってんの!
エイジ。
…っ!!
隠してたつもりがバレてたなんて
俺はそんなに分かりやすかったのか?
そらちぃ
でも。俺もなんだ
エイジ。
え?
そらちぃ
俺もあなたが好き
エイジ。
え…
そらちぃ
本当は言おうか迷ってたんだけど
えいちゃんだからこそ伝えようと思った
俺の頭の中は真っ白になった
そらちぃ
でも、俺、負けないよ?
結構本気だから
エイジ。
そら…
この言葉をゆうのにそらはどれだけの
勇気を出したのだろう。
このままじゃ、なんか不公平だ
エイジ。
うん。俺もあなたが好き。
ずっと。小学校の頃から
そらちぃ
やっぱそうか~~~
そんな気はしてたんだよな~
小学校の頃から
エイジ。
え、お前そんときから察してたのか!?
そらちぃ
まあ、なんとなくね~
エイジ。
恐ろしい…
でもなんか、今までいえなかったことを
言えて、俺の気持ちは少し余裕がもてた
そらちぃ
そうこと!!それだけ!!
これからもよろしくな!
ライバル!
満面の笑みでそういって
その場を立ち去った
そらもあなたが好きだったなんて。
そうしたらいてもたっても居られなくなった
俺はすぐさま立ち上がってあなたの元へ
走った

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