【 エイジ side⠀】
俺らはあなたたちと少し離れたところで
たそがれていた
波の音が聞こえる。すると突然そらが
こんなことをゆってきた
びっくりして
飲んでいたコーラを吹いてしまった
隠してたつもりがバレてたなんて
俺はそんなに分かりやすかったのか?
俺の頭の中は真っ白になった
この言葉をゆうのにそらはどれだけの
勇気を出したのだろう。
このままじゃ、なんか不公平だ
でもなんか、今までいえなかったことを
言えて、俺の気持ちは少し余裕がもてた
満面の笑みでそういって
その場を立ち去った
そらもあなたが好きだったなんて。
そうしたらいてもたっても居られなくなった
俺はすぐさま立ち上がってあなたの元へ
走った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。