入出さんがパンダ...パン太郎からおりて服などを川で洗っていると男の人がそんな風に褒めた。
いや、それでも分からないですよ。すごいです...
とちょっと尊敬の眼差しを向けていると、それに、と入出さんが続けた。
な、何か空気悪い.....?
ちなみに私と女の人は近くの木で体育座りしています。腰が抜けたのです。
後ろに例のカタツムリがいました。
私にじゃないですよね?カタツムリに向けて言ったんですよね?
ってかカタツムリも止まった.....
そう叫んで、男の人に貸してもらった刀を女の人が鞘をつけたまま、カタツムリに叩きつけた。
そんな会話をしていると、どこからか知らない声がとんできた。
.....誰?
そう名乗ったのは、アルパカの被り物をした大人だった。
同じでしょうに
そう言ってパカさんはいくつか持っていた風船の1つを入出さんにあげた。
言われるがままに見てみると、No 13の数字と、その下に少しずつ動くカウンタがあった。
女の人と入出さんを擦ってみてもとれなかった。
え、それってこの人が私に触ったってこと.....?
(;º言º)ゾッ
再生、数
なん、で知ってるの...?
和服姿の男の人...鬼ヶ崎さんが口を開いた。
キレかけている鬼ヶ崎さんに対して、余裕そうなパカさん
鬼ヶ崎さんが三つ編みカチューシャの女の人...更屋敷さんから刀を受け取ろうとしているが、やはりパカさんは依然として余裕そうだ。
パカさんはさっき更屋敷さんが倒したカタツムリの上に立ち、嫌なオーラを纏いながら続ける。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。