(頼ってくれたっていいのに…)
いつからだったっけ、もう結構前かもしれない
〜
(…これってねぎさんの)
落ちてたバッグ
何度も見たことあったからわかる
(部活にいるかな?…なんで置いてってるんだろ…)
グラウンドに行って聞いてみた
まだ来てない、と返ってきた
(どこだろ…この学校広いから探すの大変なんだよ…)
はぁ、と溜息をついて探してみた
でも全くわからなかった
そのフロアについた時匂いが鼻についた
(なにこの匂い…甘ったるい…と、いうか…意味わからない…なんの匂い…?)
考えながら歩いていると空き教室に影が見えた
「誰かいます…?」
ね「っは…古田か、ぁ、よかった…」
「ねぎさんどうしたんですか…!
この匂い…」
ね「ごめ、多分どっかの階段に、俺のバッグあるから、もってきて」
「あ、はい!」
フロアに満たされていたのはねぎさんの匂いで、Ωだっていうこと
(でもβだって言ってたし…じゃあ嘘ついてた?なんのために…?)
〜
「持ってきました!」
ね「ありがと、ちょうだい」
「はい…っ!」
動くたびに匂いがする
これがフェロモンっていうやつ…?
ね「っ、は…わり、変なとこ見せたわw」
「いえ…でもβなんじゃ…」
ね「表面上は、ね、めんどくさいから偽ってんの、お前はβでしょ?なんもめんどくさいことないでしょ?いいよな楽で」
薬を飲んで抑えているんだって教えてくれた
誰にも言わないでほしいとも言われた
ただそのあとあるよにを組んでチハヤに薬が見つかって、チハヤにもΩだってことは伝えた
それでもチハヤのことも全く頼ってくれない
〜〜
「全く人を頼らないで平気なわけないのに…」
チ「フレントどうした?」
「いや、昔のこと考えててwもちさんたち帰ってこないと撮影できないねw」
チ「それなぁほんと、はやく戻ってきてくんないかなぁ」
〜
雑でさーせん…全く更新しないでさーせん…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!