チハヤとご飯に来た
撮影しないから食べに行こーって連絡が来たから行った
チ「ねぎりょーのことも考えなくちゃ」
「ねぎさんのこと?なんかある?」
チ「本人はもちさんに気づかれたくないんだからそこら辺徹底するとかさ…あるでしょ?」
「あ、そんな感じね!」
チ「逆にどんな感じがあるの!?」
「まぁ難しいよね僕らβだし…」
チ「…フレントは俺がΩで、フレントがαだったらどうしてた?俺がねぎさんみたいに隠したがってて、フレントは気づいてるって感じで」
「え?うーん……とりあえず本人の口から聞くまで何も言わない、それでチハヤとが話してくれたら番ってもいいか、って聞くと思う」
チ「…フレント優しすぎるんだよなぁ」
「え?そーでもなくない?」
チハヤが適当に飲み物を頼んだ
チ「もちさんの性格はフレントみたいにならないから、発情期にあてられたら速攻でうなじに噛み付いて番おうとするよ?」
「あぁ…」
チ「で、勝手に孕ます」
「うわぁ…」
考えただけで頭痛い
チ「まぁもちさん勘は鋭いくせに気づいてないでしょ?」
「まぁ確かに気づいてないかも…」
チ「まだ気づかれてないだけいいよなぁ…下手すれば気づいたら直ぐに番おうとするよ」
「そーだよねぇ…」
危ないな、なんて考えながら追加で注文したりした
チ「ともかく、これはバレちゃいけないんだよ、ねぎさんはだーれにも知られたくないんだし」
「うん、わかった、あとそれ追加で頼んだやつ…」
チ「ごめん、美味しそうだったから食べちゃった」
「もー…まぁいーや」
チ「てかこれめちゃくちゃ美味いね」
「そりゃ人気なやつだし…まあ隠し続けなくちゃいけないねぇ…」
チ「そだね、大変になりそうだから…1週間は気をつけよ」
「うん」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。