第6話

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2020/04/17 00:33








放課後になってあの子の教室に行く


教室にはまだ人が残ってるし、誰かに呼んでもらおうかな










あれ?


そういえば名前知らない
スンチョル
皆帰るまで待つか……

俺は一度トイレに行こうと鞄を自分の教室に置いて行った






















トイレから帰って来て教室へ行くと彼女がいた




俺の教室は皆帰ったから1人




俺の机の傍に立って何かをしている
スンチョル

俺は廊下で隠れるようにして見ていた





……何してるんだろう?



不思議に思いながら見ていると



彼女は引き出しの中に何かを入れ



教室を出ようとした












まあ、廊下で見つかっちゃったんだけど
あなた

きゃっ!


可愛い小さな奇声と共にびっくりする彼女
スンチョル
ごめん、トイレ行ってた
スンチョル
待った?
あなた

い、いえ

あなた

……あの、見てました?


これは今さっきの光景のことだろう
スンチョル
うん…

申し訳ない気持ちと顔を真っ赤にしてる彼女を可愛らしく思う気持ちが混ざりあう
スンチョル
何してたの?
あなた

……


俯いたまま何も言わない彼女



しばらくして意を決したように顔を上げた
あなた

あの、私______

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