歩いて数分。俺は無事にコンビニに辿り着いた。
コンビニの中に入る。
とりあえず、皆が食べれそうなお菓子を買ってみた。
少し前の俺はこんな事しなかっただろうな...w
会計が終わり、外に出る。
コンビニの隣にある小さな公園に誰かがいることに気づいた。
なんてやつなんだ。
人が心配している時に筋トレだなんて...。
俺達は並んで旅館への道を歩いた。
途中であいつは俺にこう問いかけてきた。
突然の事でビックリして、変な声が出てしまった。
あいつからこんな事言われると思わなかった。
あいつはこんなにも傷ついていた。
しかも、その原因は俺。
最低最悪だな...。
あいつの質問に答えようとした時...
「お前らー!何してんだ!!」
「外に出たバツとして風呂掃除してこい!!」
と先生に言われた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!