すこーし飛びます!
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いよいよ修学旅行の日が来た。
サボろうとしたけど、お金が凄いかかってるのを知ったからサボれなかった。
払ってくれた親に悪いし...。
「...はぁ。」
「なにため息ついてんだよw
三日間よろしくな🙌🏻💓🙌🏻💓」
「あぁ。」
1日目は新幹線で奈良へ。
新幹線の中で突如、恋バナが始まった。
俺はただ聞いてるだけ。
恋愛なんてバカらしい。
「マサイは好きな人いないの?」
「いないけどなんで?」
「そーなのか!?てっきり田中さんが好きなんだと思ってたw」
「...田中さんて誰?」
「え、おま、嘘だろʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ」
「え?ホントに田中さんて誰?
あ、お前のいとこ?」
「いとこてwwww」
「違う違うw同じクラスだよw」
「あ、そうなんだ。で、田中さんはなんなの?」
「なんなのʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ」
「マサイは田中さんが好きなの?って話!!」
「...あ、ああ!そーゆーことね!理解したw」
「理解おせーよw
てか、お前が笑ってんの初めて見た。」
「そうだったな。あんま、笑わないからさ俺。」
「お前はもっと笑った方がいいよw」
こいつ、良い奴だって思ったのは俺だけの秘密。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。