- 2月上旬
あなた:治くん……!
治:おん,あなた
あなた:……どうだった……?
治:……受かったで( 微笑んで )
あなた:……!やったあ!!( 喜んで )
結々:治くん大学受験合格おめでとう!!
治:おん,ありがとう
遥香:すご!医療系って倍率すごいんよな!?
奏音:治くん頑張っとったもんなぁ
あなた:えへへ( 微笑んで )
遥香:何で彩華が照れてんねん!( 笑って )
角名:……でも,あなたの手術先が見つかったのに医者になるの?
治:?おん。勉強したこと無駄にしとぉ無いし,手術が終わっても人より多分免疫力は低くなるって言われてんねん
角名:うん
治:せやから医療の知識持っとって損は無いやろ?( 笑って )
角名:……流石治,そこまで考えてるんだ
治:まぁな
角名:……ま,とにかくおめでと。色々とね
治:……ありがとな( 微笑んで )
結々:んで〜?合格祝いは何を貰うんや〜?
治:え?
遥香:あなたから!なにか貰うん!?
治:……2月14日に1日デートの特権( 笑って )
友達3人:え?
治:……俺の我儘に付き合ってもらう予定( 笑って )
あなた:……!
結々:ええやんええやん!
遥香:楽しんでなぁ!
あなた:ちょ,治くん……それ初めて聞いたよ……?
治:……駄目か?
あなた:うぅ……駄目じゃないです……
治:……楽しみにしとるから( 微笑んで )
あなた:……!うん……!( 微笑んで )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!