駄目だ。
今のマイキーには何を言っても無駄だ。
そう言った千咒をマイキーが睨む。
マイキー...。
そう叫んで突っ込んできたサウスを、マイキーが顔面を蹴る。
あそこは異次元の戦いだ。
でも、もう。
サウスとマイキーのタイマンを、花垣が止めた。
花垣の後ろに立つサウスは、片側の顔面が陥没してた。
感情の無い瞳でマイキーが言う。
遠くにいても聞こえた。
花垣の腕が折られた音。
あまりの痛さに絶叫してる花垣を放り、マイキーがサウスを見る。
マイキーが冷たく言い放つ。
花垣の静止も聞かずに、マイキーはサウスを...。
殴り始めた。
✄--------------------------------------
お気に入りといいねお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。