私はそのまま寝落ちしてしまっていたのか居間で寝てしまっていた。
丁寧に布団までかけてくれている。
義勇さんはと言うと……
といつも通り言ってくれるけど、彼は眠れなかったのか眠たそうだ。
やっぱり気にしているのかな……。
そう返しているけど……少しうつらうつらしているじゃないですか……。
(多忙な柱にそんな日はないかもだけど許してBy作者)
眠気に勝てなかった義勇さんは意識をそこで手放したのか寝てしまった。
まぁ、義勇さんと同じ事をしてしまう自分は似た者同士なのかもなぁ。
昨日義勇さんは私の首筋に接吻して、義勇さんが普段言わないだろう言葉を私に告げていたのを私は知っている。
義勇さんは寝惚けているのかそう言って、私の指に自身の指を絡めてきて、ギュッと握りしめられた。
……私は彼のそういう素直な所が、大好きだ。
ー続くー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。