愛天雄に入らないか?
俺は先程言われた言葉を心の中で復唱する。
ど、どういうことだ...?この2人俺が天羽組入ってること知ってて...?
このキラキラ輝いた目...
知らないな!!!!((
とにかく...俺は天羽組に入ってるって言わないと...
そ、そんな驚くことか...?!
「チクショー」と近づき合い悔しがっている2人。
CPじゃん((
いやダメだ。気を取り直そう。
そう思っていると2人がこちらを向き言う。
とまぁ、回想が長くなってしまったがこういう訳だ。
記念にとか正直意味分かんないけど...(殴られろ)
聞いた話だと、どうやら女性を食い物にしている組織があるらしい。
まぁ...分かると思うが金銭関係だ。
莫大な借金を背負わせ逃げられなくなったところに漬け込み__
何をされたかは言いたくもない。
動画も取られていて、女性たちは逃げ場がゼロになってしまった...
最近街に半グレが大量発生しててちょっとイライラしてたから丁度良い。
そして奴らの組織に着き、愛天雄の2人が扉を蹴破る。
ただでさえ愛天雄にビビってた奴らだったが、2人の影に隠れていた俺を見た瞬間には騒然としていた。
奴らの準備体制が整う前に、まずは羽柴が前へ出た。
あ、いつの間にかメリケンつけてる...!
半端ねぇパンチ...!!
そして如月も前に出た。
如月は奴に向かって首横に蹴りを食らわせていた。
俺もそろそろ参戦しないと...
俺は襲いかかってくる奴の攻撃を避け、後ろから頭蓋骨に思い切り拳を当てた。
ソイツの頭の横からも強烈なパンチを食らわせて倒した。
「ヒィィッ」と二人で震え上がる。
ねぇこれ喜んでいいの?(
そうして俺と愛天雄の2人のカチコミは幕を閉じた。
帰り道如月が言う。
まぁ俺が優しいのは事実ですし??それが表面に出てくるのも仕方がないって言うか????(黙れ)
俺たちはそんな話をしながら帰っていった。
to be continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。