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第5話

宮野くん
「美桜。学食に行こ」

「うん!」


私と綾ちゃんは一緒に学食へ向かう。

綾ちゃんにさっき話をかけてきた…賀川さん?
のことを聞いてみたけど


「聞かない方がいいよ。私だってまた美桜の傷つくところなんか見たくないし」


また?

ってことは…私は以前、賀川さんのことで傷ついたってこと?

うーん…いくら考えても思い出せない。


「あっ!美桜だ」


振り向くとそこには宮野くんが居た。


「宮野〜。あんた美桜のことが好きなの?」


ニヤニヤして宮野くんにそう言う綾ちゃん。

「もう綾ちゃん!宮野くんが私のこと好きなわけないで…」


「うん。好きだよ」


コホッコホッ…

思ってもいなかった宮野くんの言葉にお茶を飲んでいた私はむせた。


「へ〜。私は応援するよ。宮野のこと」

「それはありがとう」


何かこの2人…
変な組み合わせだな


私はそんな呑気なことを考えてた。


「ほら!綾ちゃんも宮野くんからかわない!宮野くんも私をからかわない!」


私はそう言って学食のメニューに目を移す。

ビーフカレーかグラタンか…

悩むな…


「この美桜を落とすのは大変だよ?」

「頑張るよ」


後ろでこんな会話が繰り広げられていたとは知らずに。
「美桜。文化祭実行委員やってみない?」

「文化祭実行委員か〜」


宮野くんにそう提案されたのは、帰りのHRが終わった後だった。

私は特に部活も習い事もない。

それに実行委員の人数も足りてないと聞いたことがある。

私自身、文化祭は好きだしその仕事に携わってみたいと思ったこともある。


なら、答えは1つだ。


「うん。やってみようかな?」

「ありがとう!あと、今日一緒に帰らない?ちょっと付き合ってほしいんだ」

「いいよ?どうしたの?」

「妹の誕生日プレゼントを買いにね。男だし何買ったらいいのか分からなくて…」

「私でよければ手伝うよ?」

「本当?ありがとう」


宮野くん妹思いだな。

最近、宮野くんと居ることが確実に増えた。

宮野くんと居ると楽しいし私は嬉しい。



そして私たちは一緒に学校を出た。