第14話

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2022/05/20 09:35









メンバーと雑談をした後マネージャーと合流し

社内にある保健室?みたいな所へ向かった


(なまえ)
あなた
一通り物品は揃ってるんだ…






湿布やテーピングがやたらと多いのは
それだけ頻繁に使うからだろう
それぞれのグループが所属しているから
共通の物品もあるけど
グループごとに分けられてたりもして
しっかり整理整頓されていた


(なまえ)
あなた
 ちゃんとしてる会社なんだな (ボソッ)






マネージャーは書類を取ってくるために席を外した


下手に動くと迷子になりそうだから
部屋の中をじっくり見せてもらうことにした。
















とりあえずBTSの箱を確認していると足音が聞こえてくる



この子めっちゃ耳がいいから何でも聞こえちゃうんです
だからBGとしてもめっちゃ優秀なのです👏


ガチャッ🚪




















SG
SG
 ……お疲れ
(なまえ)
あなた
 あっ………
んーと、この人名前なんだっけ?

確か…………
(なまえ)
あなた
お疲れ様です。えっと……ゆんぎ…さん?
SG
SG
…ㅎㅎ
SG
SG
あぁ、合ってる。
(なまえ)
あなた
 (ホッ)  よかった…


とりあえずいきなり名前間違えなくてよかった

でも何しに来たんだろ?
(なまえ)
あなた
えっと…どうしてこちらに??
SG
SG
あぁ、湿布を取りにな
(なまえ)
あなた
湿布を?どこか痛めたんですか?




どこかにぶつけたのだろうか?

それとも振り付けが激しすぎるとか?

SG
SG
あ、いや。
別に今に始まったことじゃないんだけど…
SG
SG
元々肩を怪我しててな。たまに痛むんだ
(なまえ)
あなた
そ…うでしたか……
SG
SG
悪い。仕事の邪魔したな
(なまえ)
あなた
あ、いえ…………



そう言って、いつも自分で取りに来ていたのか
箱の中から湿布を2枚ほど取り出し
部屋を出ていこうとするユンギさん



















ん?ちょっと待って?

肩ってことは自分で貼るの難しくない?


前からってことは少しくらいマッサージとかして

血行よくしたほうがいいよね?
よし、頑張れ私!
思い切って声かけてみる?






(なまえ)
あなた
あ 、あの!

思い切って声をかけてみると
ユンギさんはちゃんと立ち止まってくれて
私の方を見つめてくる
SG
SG
ん?どうかしたか?
(なまえ)
あなた
あの、もし良ければ私貼りましょうか?
SG
SG
え?
(なまえ)
あなた
その……一応私の仕事ですし
(なまえ)
あなた
それに、整体も勉強していたことがあって
少し肩をマッサージしてから
貼った方がいいと思って…………



よし、えらい私!

まぁたとえ断られたとしても勇気を出しただけ偉い!
























恥ずかしさのあまり少し下を向いていたが

断られると思っていた私には少し驚きの返事が返ってきた
SG
SG
……ㅎㅎ
SG
SG
じゃあお願いしようか
(なまえ)
あなた
え?
SG
SG
ん?やってくれるんだろ?
SG
SG
俺の肩のメンテナンス
(なまえ)
あなた
あ、はい!



頼って貰えた?
こんな年下のガキのことなんて相手にしないと思ってたけど
ちゃんと笑顔で接してくれた。
(なまえ)
あなた
💭(嬉しい……かも)















長椅子に腰かけたユンギさんの元へと向かう


少しの恥ずかしさと緊張で
ほんのり赤くなっていたのは秘密♡

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