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2021/06/25

第5話

3

可愛らしい声の持ち主は白谷あいだった。


声だけでなく、容姿も可愛く性格もよいと評判の女子だ。


クラスの中じゃ、「天使の擬人化」とも言われている程だ。
あい
うん。私、白谷っ。あのね…ちょっと用事があるんだけど…いいかな?
あなた
用事…?僕にか?
僕は少し驚いた。


僕はあまり彼女とは話さない。


というよりか、今回話したのが初めてなのだ。


その白谷が、僕に用事…?
あなた
ん…解った
あい
そっかぁ。じゃぁ、こっち来て
そう言って教室のドア前まで行って立ち、手招きをする。
あなた
だそうだ。ちょっと行ってくるな


僕は朔夜の腕の中から脱出し、行くことを告げる。
朔夜
うん~
葉月
ほいほいほーい


2人の声が頭にくる程ぴったり重なる。


僕はこの時…まだ知らなかった。


今日、起きる悲劇を。


そして何よりも…この時の会話が、彼らと最後になるなんて…―――――――――