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第13話

新たなメッセージ
胡桃の母
胡桃
永沢 胡桃
永沢 胡桃
……ん?
胡桃の母
お風呂が沸いてるから、温かいうちに入っちゃいなさい
永沢 胡桃
永沢 胡桃
あ……分かった

懐かしい夢は途切れ、母に体を揺すられ、目を覚ました。


時計を確認すると、一時間弱眠っていたようだ。


風呂場に移動すべく、ぼうっとしたまま起き上がる。


その時、鞄の中に入れっぱなしだったスマホが、通知音を鳴らした。


音の種類は、SNSメッセージを示している。


ドキッとして、一気に頭がえていった。
永沢 胡桃
永沢 胡桃
(もしかして……また?)

あの匿名アカウントかもしれないし、全く関係のない詐欺まがいの迷惑メールかもしれない。
胡桃の母
また寝ないでね~
永沢 胡桃
永沢 胡桃
うん、大丈夫……

母が先に部屋を出て行くのを確認して、私は急いで鞄を探り、スマホを手に取った。


通知をタップして、メッセージを開く。


やはり、また新たな匿名アカウントから送られてきていた。


そこには――。



【桜野想太は、自分がいずれ死ぬことを知っていた】



そう書かれている。
永沢 胡桃
永沢 胡桃
ひっ……!

背筋を嫌な冷たさが駆け抜けていき、私は怖くなって、スマホを取り落としてしまった。
永沢 胡桃
永沢 胡桃
な、なに……? なんなの?

想太が死ぬことを知っていたなんて、どうして分かるのか。


それとも、根拠もないデタラメなことを言って、私を怖がらせようとしているだけなのか。


震えが止まらないけれど、零くんに連絡するよりも先に、この送信者とコンタクトをとるべきだと、私は判断した。


勇気を出してスマホを拾い、返事を書き込む。


『それが、私とどう関係あるんですか? あなたは誰ですか?』


返信ボタンをタップした数秒後。


そのアカウントはまたもや退会済みになり、それ以上の連絡がとれなくなってしまった。


私の返信を読んだのかすら、分からない。
永沢 胡桃
永沢 胡桃
(何のために、こんなものを送ってきてるの?)

軽く混乱しながらも、送信者の正体について考えてみる。


でもやっぱり、誰も思い当たらない。

胡桃の母
胡桃ー! 起きてるー?
永沢 胡桃
永沢 胡桃
あっ……はーい! すぐ行く!

なかなか出てこない私を心配して、母が部屋の外から急かしてくる。


着替えの準備をしながら、零くんにも今の出来事についてのメッセージを送った。


零くんからは、すかさず反応が返ってくる。



『教えてくれてありがとう。俺も犯人については調べてみるから、少し様子を見よう。暗くなったし、この後はもう出歩かないほうがいい』


分かってくれる人がいるだけで、安心できる。


零くんのおかげで、私はどうにか落ち着きを取り戻し、風呂場へと向かった。

【第14話につづく】