恋藍からは呪力はかんじない
だから、見えない側でしょ?
これは恵の術式・十種影法術。
この合図に走りだす玉犬の渾
ある程度のスポドリを作って、体育館の中に入ろうとする私。
タオルはもう準備出来たのか、こちらに走ってくる恋藍
そして、スポドリが出来るのを
待っていたようにも見えてしまう
正直、重くはなかったけど重いモノはコイツに渡そう
まるで「後から来てね!」と遠回しに言う恋藍
『めんどくさ』と思いつつ、そろそろ玉犬が
帰ってくるだろうと思い入るのを後にした。
このおかげで、私はバレー部の部員、一部を除いて
嫌われることになる
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。