第4話

初雪
870
2019/01/25 12:48
期待していいですか?












































今日は仕事納め。





でもプロジェクトチームは



まだまだ仕事詰めで…


















佐野先輩と私は責任者を任されているので


営業とかいっぱいあって…
佐野玲於
あぁー疲れた。
あなた

だね。

佐野玲於
あ。
佐野玲於
二人で飯いこ。
あなた

うん。

あなた

良いよ。

二人で会社をでた。















































あっ、
あなた

雪だ…!

佐野玲於
っ笑
あなた

なんで…笑うの?

佐野玲於
あなたがはしゃいでんのあんま見たことなくてさ。笑
あなた

いいじゃん。別に。

佐野玲於
拗ねんなって。
あなた

うるさい。

あれっきり、














































れおと仲良くなって。




















友達以上恋人未満ってところ。

佐野玲於
さみーだろ。
佐野玲於
はい。






手を出してくれた
あなた

ん///







付き合ってないのに










こんな事しても良いのだろうか。








































そう思う自分がいた。










































それから、れおと沢山話しながら食べて。

















れお潰れちゃった…



やっぱ飲みすぎだったよ。
佐野玲於
んン…
あなた

大丈夫?

佐野玲於
気にすんなっ…






れおを家まで送らないと。















タクシーに乗って、








れおの家まで行ってもらった。
あなた

れおっ。着いたよ。

佐野玲於
あぁ…わりぃ。
あなた

何階?

佐野玲於
6階
けっこう高そうなマンション。




















やっぱ、すごいなぁ。



なんて思って。
















































6階についた
あなた

れお?

あなた

ほら、自分の部屋。

佐野玲於
ンンん…
佐野玲於
ありがと…




そう言って鍵を開けた。
















ガチャ。








































れお!
おかえり!













えっ?






































れお…。






































この子誰?
佐野玲於
ただいま…






バタン





























れおはその子に預けられて





























扉は閉まってしまった。







































期待した自分がバカだった。







































溢れてくる涙は、







































初雪に交じってわからなかった。

運命のヒト_Reo._

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