第32話

THIRTY*
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2018/03/27 12:02
あなたside
やっぱり予想通り。

玄関に行くと、耐えられない様子のユンギオッパがしゃがみこんで耳を塞いでた。



こんなにドア叩かれてたら怖いに決まってる。
あなた

ユンギオッパ···

グク
ヒョン
テテ
ヒョン。来ましたよ
ユンギオッパはすぐに顔を上げて立ち上がった。
ユンギ
バカッ!何してんだよお前ら!あなた、リビングに戻って。ここは危ないから
あなた

んーん。戻らない

私はオッパに対してハッキリと答えた。
ユンギ
はッ!?危ねーよ
グク
あなたはヒョンが心配で来たんです
テテ
僕たちが反対しても聞きませんでした。それだけヒョンが心配だったんです
ジョングクオッパとテヒョンオッパが説明してくれた。
ユンギ
そ、そっか···。ありがとなあなた
ユンギオッパの顔が元に戻った。


その時―。



“ガッチャーン”







明らかに何かが割れた音がした。

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