沙友理side
過去
女・あ、松村さーん掃除しといてくれない?
女2・は?拒否権ないから
女3・今日私達遊びに行くからやっとけって言ってんの!
あ、この感じ
苦手
白石side
現在
だんだんとこの学校にも慣れてきて
今日も沙友理ちゃんを昼ご飯に誘った
昼休み
沙友理ちゃんがバックを取ったのでお弁当を出すのを待っていると
沙友理が購買へ行こうと教室を出たら女3人が待ち構えていた
女1・あ、弁当見たー?w
女2・ぐちゃぐちゃにしといたよw
女3・はーそんなのどーでもいいんだよ
女2・早くこっち来いよ!
女は沙友理の髪を引っ張って空き教室に無理矢理入れた
女1・お前何麻衣ちゃんと仲良くしてんの?
私たちの麻衣ちゃんが汚れるからやめてくんない?
女2・ほんと、調子のってんの?
女2・口答えすんなよ!
ドン
ガララ
女2は沙友理ちゃんを机に向かって投げた
女3・そういえば最近掃除もしてないよねw
女2・仕事ぐらいちゃんとやれよw
そう言いながら3人でお腹や足を殴ったり蹴ったりしている
女1・はースッキリしたわw
女2・次また麻衣ちゃんに近づいたら殴るから
沙友理side
別にだからといって麻衣ちゃんとは離れない
殴られるのが辛くないといったら嘘になるけど
麻衣ちゃんを見れないことの方が辛い
麻衣ちゃんには悪いが傷がバレてもたいへんなので結局購買でパンを買い人気のない裏庭で食べることにした
ベンチに座ると真上から声が聞こえた
上を向くとすぐそこに顔があった
…
整ってるなぁ
新内さんは謎の包容力があって、
話していたら先輩だと言うこともわかった
そういうと新内さんは立ち上がり歩いた
と、振り返り言いながら
傷をテーピングで隠して教室に戻ると拗ねた麻衣ちゃんがいた
私は明るく返事をした
その様子を誰かが睨んでいるとも知らずに