第19話

夏休み
3,340
2021/08/11 02:50






















全てのグループバトルが終わった。









&LOVEの2組が1位だったらしい。






篠原くんのとこやん!!!


おめでとう!!!!!!!!
































西「 あなたちゃああん!俺どうだった? 」












『 西くんってラップ出来るんですね、ちょっと見直しました 』












西「 やったああ!!!! 」












『 暑苦しいので抱きつくのやめてもらっていいですか、私今から古瀬くんに用があるんです。 』












藤牧「 直輝?なんで〜〜? 」












『 いつから居たんですが、ていうか剥がしてくれませんかこの人 』












藤牧「 西くん〜、ズルいですよ離れてください 」












西「 やだ 」












藤牧「 無理だそうです 」












『 もう藤牧くんなんか知らないもーん。せっかく歌うまかったって褒めようとしたけどやめとこー! 』












藤牧「 西くん3秒以内に剥がれないと命断ちますよ 」












西「 怖牧 」(離れる)












『 藤牧くん大好きです。 』












西「 それはだめ!!!! 」












髙塚「 はあああああ!!!! 」












藤牧「 まあ……うん 」












『 てか古瀬くん!!! 』












古瀬「 ……ん? 」






















柾哉くんと将吾くんと話してるところ申し訳ない

























『 あの!!その節は!!本当にお世話になりました!! 』












古瀬「 え………………ああ!!! 」












田島「 なに、直輝なにしたの?笑 」












古瀬「 まあ、色々と?笑 」












『 もう古瀬くんに一生着いていきます。 』












古瀬「 ええ!!?そんな命の恩人みたいなことしてないけどな笑 」












木村「 なにしてもらったの?笑 」












『 資料落として、足挫いて、倒れそうになったところを助けてくれて、それをスタッフさんに言ってくださったので仕事がサボれたんですよ二日!!! 』












太田「 だからあなたちゃん二日間いなかったの!!? 」












『 あれ、バレてました? 』












尾崎「 みんな心配してたんやで〜〜 」












『 そうなの!!?やっぱ尾崎くん好き!! 』












佐野「 こら!!!! 」












後藤「 それ禁句言うたやん!!! 」












『 あの二人面倒くさい〜 』












西「 これをカオスって言うんだよね 」






































『 古瀬くん本当にありがとうございました 』












古瀬「 全然大丈夫だよ、それより次の撮影まで随分間空くよね 」












『 確かに…寂しいですね 』












古瀬「 次は順位発表だもんなぁ… 」












『 また元気に会いましょう!! 』












古瀬「 うん!またね! 」










































『 てことで…やったああ!夏休みや!!! 』


























部屋に戻って叫びながらベッドに倒れる。






















『 やっと休みが……もう幸せ!!遊びまくろうよ!!いやアウトドアだよなわたし 』
























とりあえず景瑚の家戻ろうかなあ…




































"  ピーンポーン  "

























???








そう言えば何気チャイム鳴るの初めてかも
























『 はーい、 』



























そこには50代から60代の、




みんなが恐れるおばさん()




いわゆる御局様スタッフ(幸代さん)が立っていた




























『 …お疲れ様です。 』












幸代「 あなたちゃん、二週間ぐらい撮影あくんだけど、その間練習場でダンスや歌をしたいっていう練習生がたくさんいるのね?だから是非あなたちゃんに毎日警備と戸締りお願いしたいなぁ〜って思って 」












『 えっと…つまりその休みの間私は毎日練習場に通わなければいけないということですか? 』












幸代「 そう、お願いできるかしら……? 」












『 ………… 』















おかしいおかしいありえない。



なんで、毎日???私以外にいないの?




























『 でも…私ってただのメイクさんですよね?そういうのってスタッフさんがやった方が… 』












幸代「 みんな忙しいのよ、あなたちゃんは若いから動けるでしょ?じゃあ朝六時から夜の10時まで、お願いね? 」












『 え、ちょ、!!!、 』




















無理矢理鍵を渡されてドアを閉められる







慌てて廊下に飛び出ると、




幸代さんの姿はなかった代わりに、あの人がいた



















︎︎





『 ……どうしたんですか? 』











































『 田島くん 』















































田島「 ……あなたさん 」
































『 えっと、。 』



























田島「 あなたさんのパーカーが、忘れてたので…届けにきました。 」












『 ……え、だから寒かったんだ…!ありがとうございます!! 』
























田島「 …………大変、ですね 」












『 ……え? 』












田島「 どういう言葉をかければ正解なのか…分からないんですが、なんかあったら相談してください、いつでものりますから。 」












『 …………田島くん… 』






















なんて紳士な人なんだ……






























田島「 それと……将吾って呼んでください。 」












『 ……へ? 』












田島「 そっちの方が話しやすいと思うので!笑 」












『 ……えっと…………将吾、っ…//// 』
























……照れるな





















田島「 っ……ありがとうございます、笑 」
































王子様のように去っていった。



















ごめん、








威尊、将吾の方が王子様枠だわ ()





























『 ……なんか気持ち楽になったな 』


























『 ……毎日…頑張ろう 』










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