第14話

笑顔
4,004
2021/08/08 00:07



























今日は再評価でクラス変動があるらしい。








私はなぜか窓拭きの仕事を任された。









これに至っては雑務以下だな





























まあ、文句を心の中で言いながらも終わらせる









するとAクラスの扉から


三人、泣きながら出てきた。












































西「 っ……… 」

































その中でも西洸人はその場にしゃがみこみ、







傍から見ても相当ショックを受けていることが分かる







































『 ……西くん、 』























いてもたってもいられなかった。





考えるよりも先に足が動いた。





























西「 ……っ…あなたちゃんっ…俺…Aから…C……に… 」

























途切れ途切れでも私に伝えてくれる。





ただのメイクなのに。





西くんって優しい人だなぁ、

































『 うん…悔しかったね… 』
























西「 俺っ……もうどうすれば……っ (泣) 」





























『 ……でもさ、クラス変動したからってデビュー出来なくなったの? 』












西「 …………っ…え? 」












『 私は知ってる。西くんが一人で自主練してる所、他の練習生に教えてるところも。大丈夫、ちゃんと私みたいに見てる人がいる。Cクラスに落ちたって、デビューという夢を見失ったわけじゃない。いつかは必ず報われるから。約束する。だからこれからも頑張れ、洸人! 』







































西「 あなたちゃん…… 」






























西「 確かに…デビュー出来なくなったわけじゃないもんな……。俺、頑張る。絶対にデビューする!!! 」












『 やる気はSSクラスだよ!! 』












西「 泣かせんといて!笑 」


































うん、西くんには笑顔が1番!


















努力してる人がちゃんと報われて欲しいな。



































~~ 翌日 ~~




























『 おはようございま〜す 』



























部屋に入ると色んな練習生に注目される

























『 えっと…… 』












西「 あなたちゃんさ、昨日俺の事洸人って呼んだよね!? 」












『 …………へ?確かに呼んだような…呼んでないような…… 』












西「 いやいや絶対呼んだ!!! 」












田島「 仲良くなってる笑 」












飯沼「 いいなぁー笑 」












後藤「 まぁ俺も威尊呼びやけどな??? 」












『 あ〜〜…そう言えばそんなこともあったな… 』












中野「 みんな何をきっかけに佐藤さんと仲良くなったの? 」












『 私海帆くんのラップめっちゃ好きなので仲良くしましょ! 』












中野「 …………嬉しいっす…笑 」












池﨑「 ニヤけるなぁあああ 」












『 理人くんうるさいです鼓膜破けます 』












池﨑「 すみません!!!! 」(大声)












『 あーー無理だ私この人と関わりたくない 』












池﨑「 まあ!そんなこと言わず仲良くしましょ! 」



























うるさいな池﨑理人





























この部屋出よ…と思って一旦廊下に出る





しかし廊下の方が騒がしいことに気づいた





































テコエ「 おお!佐藤さん!!! 」












村松「 アロハ〜〜!! 」












『 その元気さもう認めますよ。 』












村松「 あら嬉しい!!!! 」












『 ただテコエくんも村松くんも自分の声の大きさ理解してくださいアンダースタンドです分かりますか? 』












テコエ「 ……It’s OK !!!!! 」












村松「 ……Oh!Yeah! 」




























ダメだこいつら











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