学校が終わると、なんだか、外が騒がしかった。私はりさと下校しようと、昇降口に向かう。
りさは少しキレ気味で言った。
早く帰りたかった私は急いで校門から飛び出した。その時、
そこには、サングラスをかけて、黒い帽子を被った、いかにも怪しげな男性。
その男性はあっという間にあなたのすぐ目の前まで来ていた。
猛ダッシュしたのに息切れもしていない。(すげえな) その男性はサングラスから目を覗かせた。
今までで出したことの無いような声が出てしまった。
そこには、
ホシくんがいた。
周りのざわつきはどんどん大きくなり、あなたの心臓もドキドキ大きく鳴った。
あなたは突然の事でビックリし、その場に倒れてしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!