第13話

放課後の告白
1,550
2020/07/05 10:34
学校が終わると、なんだか、外が騒がしかった。私はりさと下校しようと、昇降口に向かう。

りさ
りさ
なんか、誰かいるけど、有名人かなんか?騒がしいんだけど。
りさは少しキレ気味で言った。
あなた

うーん。有名人かな?誰だろう。

早く帰りたかった私は急いで校門から飛び出した。その時、
???
???
あなた〜!おかえり!
そこには、サングラスをかけて、黒い帽子を被った、いかにも怪しげな男性。
あなた

!!??!!何!?

りさ
りさ
あんたの知り合いかよ!
あなた

いや、その、知らないんだけど?

その男性はあっという間にあなたのすぐ目の前まで来ていた。
???
???
あなた!おかえり!
猛ダッシュしたのに息切れもしていない。(すげえな)  その男性はサングラスから目を覗かせた。
あなた

うぇえ!!??

今までで出したことの無いような声が出てしまった。

そこには、

ホシくんがいた。

周りのざわつきはどんどん大きくなり、あなたの心臓もドキドキ大きく鳴った。
ホシ
ホシ
あなた!僕が辛い時、支えてくれたのは君です。だから、あなたが辛い顔をしてると僕も悲しくなる。僕は絶対泣かせたり悲しませたりしません!だから、だから、僕とおちゅきあいしてください!
あなたは突然の事でビックリし、その場に倒れてしまった。

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