今日も歩くこの道,
まばらな街灯が繋いで示すだけのこの道に ちょっと飽き飽きしながら、1人で歩いてた.
同じ道だし、私1人だけ...
ほんと、毎日つまんないわ.
そんなことを考えながら俯きかげんで歩いてた,
… ごつっ
何かに当たった,
かたくて、大きくて、、どこか熱い.
上の方に顔をやればなにか匂いがする.
そんなのって …
人しかいないよね.
顔をあげるとやっぱり正解.
乱れた髪からみえる目は三白眼の綺麗でどこか魅力的な一重, 綺麗な鼻にほんのりそまった頬.
一言で言うと酔っ払い.
もう一言足すとするなら、イケメン,,というところだろうか.
もう謝ったし,,,いいよね?
そう思って横を通り過ぎようとした私の考えは
甘かったみたいだ.
道で酔っ払いに一目惚れされた件.
start→ ☆・♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。