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第1話

# 1
131
2019/12/09 18:48



とても寒い夜の冬の道を二人で歩く。


お互いを暖めるように二人で手を握って歩いた。


『うああ、寒いねぇッ』
『なら、早く帰ろーぜ。風邪引くし』
『ん!そうだね!
 …ん?、わぁ、雪だぁ!!』
『あ、?通りで寒い訳だ…(笑)』
『積もるかなぁ』
『積もるかな』
『積もったらまた一緒に来よう?』
『ん、いーよ。二人で来よう』
『えへへッ、やったぁ//』


私は知らなかった。
この後どん底に突き落とされるなんて。
知らなかった。
彼が居ない世界がこんなにも息苦しい事を____



『12月25日◯◯時◯◯分、ご臨終です…』

『う、そ… ねぇ、嘘でしょ?目、開けてよ!ねぇ!ユンギ!やだ…ッ、置いて、いかないで、よぉ…ッッ(泣)』


どうして貴方は私をこの汚れた世界に置いていってしまったのでしょうか。
どうして貴方が居ないのですか。
どうして私の横に貴方が居ないのですか。




もう二度と、
貴方には会えないのですか?

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