「 それはそれで恥ずかしいっ! 」
「 というか隠してたのバレちゃうし! 」
「 それまでにもっと可愛くなるね… 」
:
「 心配ご無用っ!」
「 また近いうちに会えたらいいね… 」
「 私も、1番に向かうよ、」
「 将来の旦那さんの元にっ笑 」
「 何言ってるの〜?ビニの事だよっ」
「 旦那さんになってくれないの?」
「 だって、予約しとかないと、」
「 他の人に取られそうだもん。」
「 ふふっ 」
「 ありがと、// それが聞きたかったの笑 」
「 さ、宿舎戻ろうか… 」
「 ビニも気をつけてね?」
最後に優しいキスを落とした。
顔を赤くしたあなたは帰って行く。
見えなくなるまで俺は見送る。
ずっと寂しい想いをさせているから
早く解放されてほしい、ただそれだけ。
___request thx .
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!