第24話

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2022/07/06 12:28

終礼後、通りかかった空き教室で
声が聞こえ、興味本位に覗いてみると





ジソン君っ
私と付き合ってくださいっ//




__ちゃんが、ジソンに告白していた。





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__ちゃん、僕…





ジソンの声を聞いた瞬間
私は静かに涙を流しながら走り出した。





きっとその続きを見たら
立ち直れなくなってしまう。





実らない恋は終わらせて、
応援する道しかないみたい。








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夜、あの場面ばかり頭で流れる。
おまけに涙も。




考えてはかき消して、を繰り返していると
タイミング悪くインターホンが鳴った。






 「 どちらさ… 」






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あなた?僕だけど、
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話したいことがあるんだ






今は会いたくない人だった。

幼馴染だから、報告しにきたのかな。
__ちゃんの恋人になったんだって。





涙で溢れかえった目を強く拭いて外へ出た。







 「 夜になに、」





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いきなりだけどさ、
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僕、あなたと幼馴染の関係
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終わらせたい




私の中で、何かがプチンと切れる。






 「 なにそれ、」

 「 自分の恋が実ったから、? 」





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え、実ってなんか…
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僕は、その…




 「 遠回りに言っても無駄だよ 」

 「 ジソンが知らないだけで、」

 「 私はずっと我慢してたのに… 」






止めたいのに次々と出てくる強い言葉たち。


でも、ジソンが引っかかったのは
そこじゃないみたいだった。





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どういうこと?
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僕が好きな子に
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辛い思いさせてたって…




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