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第26話

🐨
🐨 side





2012.2月








ガシャガシャガシャガシャ__________
ナムジュン
ナムジュン
あ……
またやってしまった……





駐輪場で自転車を倒してしまったのはこれで何回目だろう……





気をつけているはずなのに倒してしまう……
ナムジュン
ナムジュン
はぁ……
そんな自分にため息をつきながら、自転車を起こす。





誰も手伝ってくれる人はいない。





みんな見てみぬ振り。





しょうがないか、みんな忙しいだろうし……





なんて思っていると
???
???
大丈夫ですか…?
後ろから声をかけられた。





反射的に謝りながら振り向く。
ナムジュン
ナムジュン
あっ、すみませ_____

























振りかえって、一人の女の子と目があったその瞬間、僕は時が止まったように動けなかった。





彼女の少し高めの声、心配そうな表情、首をかしげる仕草……



 
彼女の全てが僕の心を奪っていった。





???
???
あの、手伝いますよ!私あっちからやってきますね!
彼女から声をかけられ、はっと我に返る。
ナムジュン
ナムジュン
あっ……すみません、助かります
そう言ったときにはもう、彼女はその華奢な体で自転車を起こしていた。





あんなに細い腕や脚なのにどうしてあんなにパワフルなんだろう……





そう思えるほどに彼女は本当にパワフルで、二人で起こし始めた自転車はあっという間にもとに戻った。
ナムジュン
ナムジュン
すみません、ありがとうございました
???
???
いえいえ…あれ?その手、どうされたんですか?
ナムジュン
ナムジュン
手……?
彼女にそう言われて右手を見ると、指から血が出ていた。
ナムジュン
ナムジュン
うわっ…気づかなかった……
???
???
えぇ!?気づいてなかったんですか?
ナムジュン
ナムジュン
はい……
???
???
ㅋㅋあっ、私絆創膏持ってますよ!
彼女は笑いながら、ポーチらしきものから絆創膏を取り出した。
ナムジュン
ナムジュン
いやいや、大丈夫です!
ナムジュン
ナムジュン
もったいないですし……
たいした怪我でもないし、わざわざもらうのは申し訳ない気がした。
けれど彼女は笑いながら、僕の手を引き寄せた。
???
???
もったいないって…ㅋㅋ
???
???
こういうときのために持ってるのに…ㅋㅋ
???
???
遠慮しないでください?ㅋㅋ
上目遣いで、こんなことを言われたら断れるはずがない。





というか、断りたくない……///
ナムジュン
ナムジュン
あ、ありがとうございます…///
しどろもどろにお願いすると、彼女はまた笑いながら僕の手に絆創膏を貼ってくれた。





彼女の手が触れているところが熱くて、





心臓の音が聞こえてきそうで、





僕は彼女に見惚れていた。
???
???
はい、できましたっ!
そう言って満面の笑みで僕に笑いかける彼女を見て確信した。






















運命の人だと。
ナムジュン
ナムジュン
ありがとうございます……///
???
???
いえいえ…あっ、私そろそろ行かなきゃ!!
???
???
それでは……!!
ナムジュン
ナムジュン
あっ……
お礼もちゃんと言えずに彼女は行ってしまった。





けれどなぜか焦りはなかった。





きっとまた会える。





そう思っているから。



























キムナムジュン

運命の人に出会いました。