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第25話

🦄
🦄 side




2012.2月







ホソク
ホソク
待って待って待って待って……
プーーー





僕のささやかな願いは叶わず、バスは行ってしまった。





今日は友達と9時に約束していたのに、朝起きると8時……





その時点で遅刻は確定で、せめてこのバスに……と思って全力疾走をしたけど間に合わなかった。
ホソク
ホソク
はぁ〜……
息もとぎれとぎれに、膝に手をついてため息をつく。





すると、バラバラバラバラ_____
ホソク
ホソク
痛っ!?えっ、何!?
頭の上からかばんに入っているはずの物が落ちてきた。





どうやら、かばんを締め忘れていたらしい。
ホソク
ホソク
恥ずかしい……///
そんな独り言をつぶやいて、慌てて落としたものを拾っていると
???
???
ふふっ
上から小さな笑い声がした。
ホソク
ホソク
えっ……
僕がはっと顔を上げると、そこには一人の女の子がいた。
???
???
あっすみません……
彼女が慌てて謝る姿を見た瞬間、僕は時が止まったように動けなかった。





彼女の驚いた声、やってしまった…というような表情、顔をかく仕草…





彼女のすべてが僕の心を奪って行った。













ホソク
ホソク
あっ…こっちこそすみません……
慌てて受け答えすると、彼女は僕が落としてしまったものを拾い始めてくれた。
???
???
あの…笑ってしまってごめんなさい……
彼女がとても申し訳なさそうに謝ってきた。





僕が怒っていると思わせてしまったのかもしれない。
ホソク
ホソク
いやいや…あんなの僕だって笑っちゃいます……///
僕の言葉を聞いて、彼女は少しほっとしているようだった。
ホソク
ホソク
どこから見てました…?
恐る恐る聞いてみる。
???
???
待って待って待って待って…から……ㅋㅋ
ホソク
ホソク
最初からじゃないですか〜……もういいですよ…笑ってください……ㅋㅋ
自分でもおかしくなってきて、やけくそになりながら彼女に言う。
???
???
すみません…ㅋㅋあまりにも漫画みたいな展開だったから…ㅋㅋ
彼女は抑えていた笑いを吐き出すように笑い始めた。





だけど、その笑顔があまりにも可愛くて嫌な気持ちにはならなかった。





むしろずっと見ていたいとも思った。
ホソク
ホソク
自分でもそう思います……ㅋㅋ
ホソク
ホソク
あ〜本当に恥ずかしい……///
僕がちょっとだけ落ち込んでいると、彼女が僕に拾ってくれた物を差し出してくれた。
ホソク
ホソク
あっ、ありがとうございます
そう言って受け取ると、かすかに彼女の手が僕の手に触れた。





一瞬だったけれど彼女の手が触れたところが熱くて、





心臓の音が聞こえてきそうで、





僕は彼女のことで頭がいっぱいだった。





そんな僕の様子に気づく様子もなく、彼女はまた笑っていた。
???
???
さっきちょっとだけ落ち込んでたんですけど、元気になれました!
???
???
ありがとうございます!
きっと僕を慰めてくれたのだろう。




その、無邪気な笑顔を見て僕は確信した。

























運命の人だと。
ホソク
ホソク
あっ、それなら良かったです……///
その笑顔に見惚れて、上手く受け答えができなかった。
???
???
あっ、私もそろそろ行かなきゃ…!!
???
???
それでは……!!
ホソク
ホソク
あっ……
お礼もちゃんと言えずに彼女は行ってしまった。





だけどなぜか焦りはなかった。




きっとまた会える。





そう思っているから。
















 




チョンホソク

運命の人に出会いました。