第54話
💊
🐯 side
ゲームの時間も終わり、明日から学校が始まるから早めに寝ることになった。
部屋に入るなりため息が出てしまう。
原因は、そんなのあなたしかいない。
今日は全然僕と喋ってくれなかった……
ゲームのときもナムジュニヒョンと手なんて繋いでるし……。
必死に引き剥がしたけど‼
僕もあなたとイチャイチャしたかった……
ベッドで落ち込んでいると、あなたの声がした。
落ち込んでる気持ちなんて吹っ飛んで、急いでドアを開けに行った。
僕の質問には答えてくれず、あなたはちょっと笑って部屋の中を指差した。
そう言ってあなたは僕の部屋に入ってきた。
あなたはなんにも教えてくれないままだったけど、とりあえず二人でベッドに腰かけた。
僕がもう一度あなたに聞くと、いきなり僕のほっぺを触ってきた。