第64話
your side

すみませんでした!!
ステージの幕が降りきったと同時に、目の前に7人分の土下座姿が現れた。
……次の発表の邪魔になるので、移動しますよ…
話はそこでしっかりと!!聞いてあげます…

はい……
︙
表情のこわばった7人を引き連れて、空き教室に移動してきた。
とりあえず、正座させる。
それで?どうしてこんなことになったんですか?

えっと……

その……

なんていうか……

……

あの〜……

ね?……

そう……
な!に!が!あって、こうなったんですか?
ごまかそうとする7人にしびれを切らして、声を張り上げる。

……
これでも口を開かない……
ナムジュニオッパ!!説明してください!!

えっ!?ぼ、僕!?
戸惑うナムジュニオッパをギロッとにらむ。

うっ……わ、分かったよ……

あなたがキスすると思ったら耐えられなくて、体が勝手に動いていました……
そんなことだと思った……
本当にするわけ無いでしょ!!

で、でも!!あなたは可愛いからしたくなっちゃうかもしれなかったじゃん!!

そうだよ!!僕だったらしてたもん!!
何を言っているんだか……
それはテヒョンとジミンだからでしょ!?
はぁ……こんなことして……
ちゃんと謝って!!

すみませんでした……
土下座して謝らせる。
文化祭に来ることを許した私がバカだった……。
キスだとか、恥ずかしいだとかそんなことよりも、とにかくクラスのみんなに本当に申し訳ない……。
みんな、本当にごめんなさい!!

あなたちゃんも、あなたちゃんのお兄さんと弟くんたちも頭を上げてください!

ちょっと驚いたけど、お客さんたちからの反応も良かったしもういいよ!
えっ?あんなにメチャクチャだったのに?

確かに白雪姫…ではなかったけど、最後に出てきた7人がイケメンで白雪姫とお似合いだって!!

オーヤー、これはワールドワイドハンサムの僕のおか_____
ジニオッパ……?
すぐ調子に乗るジニオッパをありったけの低い声で脅す。

ごめんなさい……

ま、まぁあなたちゃん、お兄さんと弟くんたちを許してあげて…?
キラッキラッな目をした7人が見つめてくる……
はぁ〜、クラスのみんなの優しさにめんじて許してあげる……

ありがとうございます!!すみませんでした!!
笑顔でまた、土下座をするみんな……
本当に調子がいいんだから……
こうして文化祭は波乱万丈の、ある意味思い出に残る日となったㅋㅋ
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