第6話

第二話 怖がり心と灯す火は『路地』
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2020/10/17 19:15
作者
作者
どうも!
作者
作者
最近やたらと、〇〇クトゥルフ神話系にハマっている
作者
作者
作者兼minntoです
minnto
minnto
どうもminntoです(説明が必要な方はアイコンタップか『あの日の夏という季節』を見よう)
作者
作者
ちな、おすすめなのは『鬼畜魔理沙とクトゥルフ神話RPJ』という作品です(宣伝)
作者
作者
クトゥルフ全部好きだけどね!
minnto
minnto
それでは前回のあらすじ&注意書き…は前回を見てね☆
minnto
minnto
それではスタート!
作者
作者
それ僕のセリフ…
minnto
minnto
まぁまぁ、僕達一心同体じゃないか
作者
作者
まぁね…
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ








ズル ズル
あっきぃ
ぷりっつ
wwあっきぃ死にかけの顔してるw
すけまる
なんかシュールですねwww
こうたろう
ほんとはこの状態、余裕で天国行けるんだけどねw
と、こうたろうが思った言葉を口に出す。
確かに、この状態はモテる男子も結構考えさせるものだろう、はたまたモテない男子は尚更だ。
二人の女子(中学生&成人)が片方ずつあっきぃの手首をギュっと掴んで歩いていて、これの何処に好意が無いと思うのだろう。

アーウラヤマシッコノサクシャノヤロウ(パアトナレーション放棄)
作者
作者
なんか勝手にナレーション増えてくんだけどなんで?
minnto
minnto
やーいお前んちおっ化けやーしきー(某ジブリ)
……話もどるぞー
すけまる
本当にそれね~w
かあいいちゃん
あ、なんかドアある
とかあいいちゃんが目の前のチカチカと光る蛍光灯の光に照らされた鉄のドアに気付き、あっきぃをなーなに託し、小走りでドアに近づく

ただいまの状態&map time☆↓
ガチャガチャ

と錆びた鉄同士が擦れあう音がかあいいちゃんがいる方から聞こえてきた、どうやら鍵が掛かっているようだった
そのため、また小走りでこちらに走ってくる

はず
かあいいちゃん
…?
かあいいちゃんは(かあいいちゃんを除いた五人から見て)右に目を向け、そして立ち止まった
そしてかあいいちゃんがボソっと顔をこちらに向けないで呟く
かあいいちゃん
こんな道あったっけ…
と目を丸くして言うため、何かあったのかとなり、かあいいちゃんの元へと向かった
ぷりっつ
かあいいちゃん、どうかし…た
すけまる
わっ、道がひらけてる…
なーな
えっ、ほんとだ…
そして、後ろからこうたろうが例のひらけた所に近づき、顔を出し覗いた
こうたろう
…下降りれるには降りれるけど登る時は結構キツイかも…
と、こうたろうは言い、今現在頼れる大人、ぷりっつを見る。

それにぷりっつは答えるようにこうたろうがいる所に無言で近付き、小さな崖を見た。
ぷりっつ
…まぁ幸い俺も…あっきぃも身長高いから、帰るときは登れるし…手助けできるし…まぁ…
と答えた

そしてぷりっつは急に崖を降り出した、その様子に他の四人はびっくりする
ザザ
すけまる
ぷりっつさん!
かあいいちゃん
ちょ、ぷりちゃん!
慌ててぷりっつの弟子達がぷりっつの方へ向かい、崖を覗く

そこには着地に失敗したようで、地面にペタんと座っているぷりっつの姿があった
ぷりっつ
いっ…つぅ…
すけまる
ぷりっつさん大丈夫ですか!?
とすごく心配しているようで、すけまるが即座に反応し、ぷりっつと同じく崖を降りる

が、その行動はぷりっつの時として同じで皆に心配をかける
ぷりっつ
ちょ、すけまる!
ぷりっつはその場を即座に軽々と移動し、そこに降りてきたすけまるに目を通す

幸い、すけまるはぷりっつとは違って着地に成功したようで、両足でしっかり立っている
すけまる
この地面、枯れ葉がクッションになって全く痛くない…
ぷりっつ
お前は成功したやからやろ!
とぷりっつが喋りながら…いやすけまるにツッコミをしながらスッと立ち上がった
そして上にいる弟子&師匠達に話し掛ける
ぷりっつ
おーい大丈夫やから、降りてこ~い!
弟子達が顔を見合せ、降りる順番を決めている。

弟子達はあっきぃの一件があってからこそなのか、それとももう怖さなど分からなくなってしまったのか、どっちにしろ五人は"恐怖"何てものはもう持ち合わせてはいないのだ。
そして決まったようでこうたろうが降りようとする
ザザザ
こうたろう
…とぉ、次いいよ!
と、控えめな声で次の人に言う
そしてかあいいちゃんが顔を出し、下にいる三人に聞こえるよう、手を口の近くに持っていき、まるで井戸を覗き、『こんにちは』とでも言っているようだった
かあいいちゃん
ちょ、ぷりちゃん達そっから離れてよ!見えちゃうじゃん!
あっ…(察し)と思った下にエロ男子組(?)がニヤニヤしながら移動する
かあいいちゃんは男子組に向かってドン引きするような顔をしながら、白と黒のストライプ模様のワンピースを押さえ崖から降りてきた
かあいいちゃん
なーなちゃんいいよ~!
とまた信号をおくる
そして、なーなが顔を出し、下を覗くが、その顔は凄い怯えている…いや怖がっている子犬のようだ。

心成しか、手も震えている様な気がする
それにかあいいちゃんが気づいたらしく、なーなに近付いて行く
かあいいちゃん
なーなちゃん、降りられないの…?
なーな
…いや、べ、別に
と小さく…震えた声でなんとか言葉にする
かあいいちゃん
大丈夫だって、師匠達がいるんだからさ!
あっきぃ
そうだよなーな、後ろに頼れる師匠がいるじゃん
なーな
…!
となーなの後ろにいたあっきぃに急になーなの腰に腕を回され、一緒に崖から降りる
勿論、セーラースカートに手を添えてだ
まるで、滑り台が怖くて降りれない女の子がお父さんと一緒に降りている、そんな景色だった

そんな絶景を見逃すまいと静かにぷりっつはスマホについているカメラ機能を起動させ、フラッシュに注意し、1枚撮った
ぷりっつ
へっへっww
すけまる
(ぷりっつさんがめっちゃ悪い顔して笑ってるw)
とこれまた静かに肩を揺すって笑っていた
が、あることに気づくと途端に笑いをやめ、五人に伝えた
ぷりっつ
皆、声出すな
ぷりっつの切羽詰まった声に、五人の中の誰も疑問を口にしなかった
6人の中に静寂が行き渡る
それと同時にあるBGMと人の話し声が、耳に飛び込んできた
それが聞こえたようで、あっきぃが静かにぷりっつへ近付き、サッと話しかけた
あっきぃ
…これって
あっけらかんとしているぷりっつは答えた
ぷりっつ
テレビの音やろな…それもテレビ朝日の…
あっきぃ
ぷりちゃんごめん何処のテレビ局かは聞いてない
すけまる
ぶww
途中すけまるが二人のやり取りで吹き出しかけたりしたが、この場にいる全員は自分がやらなければいけないことをわかっているみたいで、瞳がらんらんとしていた
全員が今、やらなければならないことは…そう
全員
人に見つからずこの先に行くこと
そしてよく見ると板にしゃがめば人一人入れそうな穴があり、その先にも何故か同じぐらいの板とあの穴があった、ここを通り抜ければ左右に階段らしき物があるが、更に奥に進めそうだ。
先に行こうとぷりっつがあの板に近づくと、あっきぃがぷりっつの肩をこちらに引き戻す様に掴み、真っ直ぐにぷりっつを見つめた。
先程まで弟子達に格好悪い姿を見せたからだろうか、それともぷりっつには”借り”があるからだろうか、果たしてその両方なのかは分からないが

『やってやるさ』

邪念も歪みもない無いあの火を彷彿とさせる瞳だった。
そして静かに、しゃがみながらその板の奥へと進み始めた
あっきぃがテレビの音がする方へと目を向け、少々荒い磨り硝子の奥に見える人影を見た。
どうやらこちらには気付いていないらしい、テレビに付きっきりだ、



初回だからか、あっきぃがビビりだからか分からないが結構時間を食いながらでも何とか板の最奥へと辿り着く事が出来た、

あっきぃがゆっくりと体制を整えながら辺りを見渡し、この先に自分達が求める”モノ”があるのかどうか、視覚で捉えた
こうたろうにこっちに来るよう手招きをする
そうしたら若干驚いた様な顔をして、あの磨り硝子の前を人に気付かれないように素早く、静かに通った
そうして段々と上手くいき、最終的には、少々危ない所があったが全員板の最奥へと進むことが出来た。
あっきぃ
…もう声出していいよね…?
ヒグラシに混ざりながらあっきぃが声を出した
かあいいちゃん
…流石にまだ近くだから静かにはした方がいいよね
とかあいいちゃんがあっきぃも含め、ぐるっと見渡すように言った
かあいいちゃん
それにしても…
なーな
…うん
かあいいちゃんの呟きになーなが静かに答える







かあいいちゃん
どっち行こう…
その先へ進む道は、更に6人の冒険心、好奇心を擽るように左右に分岐していた。

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