第3話

始まりの世界の小さな2人
ぞむ視点
ぞむ
うー…
なにもないなぁ…なんてかんがえる。
きょうでおれはななさいなんやな…
ななさいなら、もっとむずかしいこともかんがえれるのかなぁ
そんなことを考えていると
???
どうしたん
と、上から声がした
ぞむ
!?
驚いて起き上がるとソイツの頭におれの頭があたる。
ろぼろ
いっ…たぁ…
ぞむ
だ、だれ?
率直にそう聞くと
ろぼろ
あー、おどろかせた?
ごめん!
と、質問しているのに無視される。
ぞむ
…ジー…
ろぼろ
…あっスマン!
おれはろぼろ!
ななさいやで!
ぞむ
…ぞむ…ななさい
ろぼろ
そっか、じゃあいっしょやな!よろしく!
なにがよろしくなのかいっさいわからないけど、とりあえずてをだされたらにぎりかえすべき
…たぶん…
そう思いながら握手をする。
ろぼろ
きみは、なんでここのおんの?
もうよるやで?
ぞむ
…いえ、ないもん…
ろぼろ
いえがないの!?
おやは?
ぞむ
…しらん…
ろぼろ
そっかぁ…
びっくりされたかな…
怖くてそうっとろぼろの方を見ると…
ろぼろ
じゃ、おれとおんなじや!
満面の笑み
こっちが驚いてポカーンなったわ…
ろぼろ
ともだちやな!
そう言われ
ぞむ
おれ、ともだち、おらへん
そう、ちいさくつぶやく。
ろぼろ
じゃあ!おれがともだちになる!ずっといっしょや!
驚いて顔を上げる。
ジーっと見てみる。
ろぼろ
ぞむ
うそじゃない…
ろぼろ
うそやない!
そう言われ、ほおに水が流れる。
口に入ってくる。
ぞむ
しょっぱい…
ろぼろ
え、ちょっなんで泣いとるん!?
ぞむ
…泣いてない!
ごしごしと目をこする。
そして、堪えきれずに2人で笑った。
…はじめて、ともだちができた日
____2月7日の、午前3時。