第2話

…ようこそ我が図書館へ…
…いらっしゃい、よく来たね。

ここは図書館。

私の図書館さ。

え?普通の図書館と違うって?

そりゃそうさ?

トクベツですからね。

何が特別か?

人が「神」と崇める人達から話を聞いて、

その話をみれるからさ!

ほら、みていってちょうだい。

貸し借りは出来ないけれど、

きっと満足して帰ってくれるはずさ!

…何がいいかわからない?

じゃあ、私のオススメを出してあげるよ。



さぁ、本を開いてみて…










テンシ?
ねーねーカミサマ〜
テンシ?②
ボクたちひま〜
カミサマ
暇かぁ〜
カミサマ
僕は何をすればいいの?
テンシ?
いつもみたいに、セカイのおはなししてー!
テンシ?②
ききたーい!
カミサマ
ははぁ…
ホントに君達はセカイのおはなしが好きだねぇ…
テンシ?
うん!
テンシ?②
だって楽しいもん!
テンシ?の2人
ねー!
カミサマ
わかったわかった
カミサマ
じゃあ
カミサマは話し始めた。


____今は昔。
1人の少年がいた。
少年はいつも独りだった。

もう一人、少年がいた。
その少年も独りだった。

その2人の少年は互いに惹かれあって、独りじゃなくなったんだ。
2人で、幸せになる…………ハズだったんだ。

1人の少年がいなくなった。
ここに来たんだ。
そして頼んだ。
"アイツを幸せにして欲しい、オレには出来なかったけど"と。
遺されたのこされた少年は泣いた。
"なんでどこにもいないの"と。
"ヒトリじゃ、幸せになれない"と。

そこまで話してカミサマは言った。
カミサマ
…これで終わり。
結局2人ともここに来たんだ。
先に来た少年は
"ごめん、ごめん"と泣きながら。
後に来た少年は
"こわかった"と少年に抱きつきながら。
テンシ?②
え!ふたりはシアワセなの?
カミサマ
…人には人の、それぞれの幸せがあるからね。
カミサマ
さ、お話は終了おしまい
カミサマ
____あとは、君たちの時間じゃ無いから。


そう言い残し、カミサマは自分の部屋に帰って行きました。
…2人のテンシの様な子を連れて。



……それはそうと、覗いてみたくないかい?
さっきの話の、結末を。

…だろう?
だから、トクベツなのさ!

さぁ、次のページから、さっきの話を見れるはずだよ…

ゆっくりでいいからね。

さぁ、ページを開いて…