第4話

あの日から、何年経ったかな…
ぞむ視点
ろぼろと会って、数年経った。
2人とも家がなく、親も、親戚もおらんから2人で森の木の上に小さな小屋のようなものを建て、食べ物などを採ったりして暮らしてた。
元々俺は身体能力が高いから、高いとこにあるきのみとかは沢山採れる。
ろぼろは弓が上手で(もちろん俺も使えるで!?)うさぎなど、動物系はろぼろに任せていた。
ぞむ
きのみ採ってきたー!
ろぼろ
お?
ちょうど俺もうさぎ何匹か捕まえたとこやわ、ちょうどええな
ぞむ
飯?
ろぼろ
まだ待って、夜になったら
ぞむ
はーい
毎日こんな感じの会話を繰り返し、ずっと平和











________のはずだった。


俺に、細かい事はわからんかった。
ろぼろの話によると
ろぼろ
国が戦争を始めた
森は、燃やされた。
逃げ場なんて、わからなかった。
国の出方も知らなかった。







____でも、ろぼろは必死に俺のことを守ろうとした。


弓を使って。



爆弾の当たらないところに行って。





…それでろぼろが死んだら…






そんなこと、考えもしなかった。

死なないと思ってた。

ろぼろは、俺の1番だから。


…俺の好きな人だった。


れんあいかんじょうじゃない?、とか、ろぼろは笑って言ったことあったけど、全くわからんかった。




でも、死ぬなんて、そんな言葉、知らなかった。











ぞむ
…ろぼ…ろ……?
ろぼろ
…なんや…ぞむ…
ぞむ
血…いっぱい…出てる…手当……する…
怖くて、訳がわからんかった。
どくどくと、沢山、血が出た。
ろぼろは、小さいから、すぐ、死んでまう、死んでまう、死んでまう…
ろぼろ
ぞむ
ぞむ
っ…なん
怖くて、涙が出た。
ろぼろ
だーい好き、やで?
ぞむ
っ!
笑った、笑顔になった、大丈夫、死なん、大丈夫、大丈夫、大丈夫
それしか、頭になかった。
ろぼろ
…め…な……
なんて言ったか、聞こえなかった。
ろぼろ
ごめんなぁ…約束、守れんかつたわ…
ぞむ
!?
ぞむ
えっなん、の、約束…?
ろぼろ
…ずっと一緒って…
ろぼろ
もう、俺、死ぬから
ろぼろ
…すまんな、ぞむ
ぞむ
わら、った、やん
死なんの、ちゃう、の
な、ろぼ、ろ、
ろぼろ
…ぞむ、愛してた
…ろぼろが、目を閉じた。
まだ暖かかった。死んでないと思った。
寝ちゃったんだと思った。
…3日ぐらい、同じ場所にいた。


…ろぼろは、起きなかった。
ほんまに、ほんまに、
ぞむ
…なんで死んだん…
ヒュゥーーー
上から、音がした、気がした。
次の瞬間

















____目の前が真っ暗になって、気づいたら目の前にろぼろがいた。