第9話

出来る事ならば消えてしまいたい
zm視点
zm
____初めまして
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んふ、よろしく!さっきも言ったけど俺のことはロボロって呼んでな!翠はそのままでええ?あ、連絡先交換しよー?家どこー?遊び行ってもええ?
そう早口で言うとハッとして
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あ…すまん、これ癖でな、1人でめっちゃ喋ってまうんやわ…
と、しょんぼりした。
その行動1つ1つ全てを「ろぼろ」と重ねて考え、笑いそうになる。
zm
いや大丈夫やで!ロボロなおっけ!俺はゾムって呼んでや!連絡先交換?しよしよー
面白かったので、相手の質問を全てきちんと答える。
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分かった!ゾムな、よろしく!
満面の笑みで笑うろぼr……ロボロ。


昔から変わらないその笑顔。


喋る時の癖。


その全て。


その全て


大好きだ。

今なら言える、あの時の感情。

確実に「恋」だ、と。


でも…

そこまで考え、ぶるぶると首を横に降る。
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ど、どしたん?
zm
あっいやなんでもないで!
ロボロは俺の不思議な行動に驚いたようにして聞いた、ので明るく笑ってそう言う。
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ふーん…ま、ええや!
な、今度遊び行ってもええ?あ、でも会ったばっかなのに馴れ馴れし過ぎるかなぁ?俺いつもこんな感じなんよ、許してーな?嫌やったらちゃんとやめるで
笑いそうになるのを堪える。
ロボロの癖が出るときに笑いそうになるの勘弁してほしいわぁ……()
zm
んー…ええけど俺一人暮らしやで?しかも部屋汚いし…ちゃんとした料理とか作れんからロボロん家の方がええと思うで?
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いやぁ俺シェアハウスしとるでうるっさいぞ〜w特に犬がw
zm
えっ犬飼っとるん!?見たい見たい!
犬、と言う単語に反応しそういうと苦笑いが返ってくる。



あれ、俺なんか変なこと言った……?
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いやヒトやけどなw
zm
じゃあいいや俺ん家にしよう
あぁなるほど、と思いそう言おうと思ったがそれよりも早く口が動いていた。
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うるさいの嫌いなん?w
と、問われれば
zm
大人数で遊ぶことないからさw
素直にそう答える。
そもそも人と遊ぶこと自体してこなかったからなぁ………言えるわけないけど。
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ほーん……じゃあ俺ん家にしよ!絶対楽しいからさ!
zm
えーまぁええけど…今日は帰るで?
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わぁっとるわ!
zm
ん、
なんか決定した。
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ね、どうせなら一緒に帰らん?
嬉しかった。ものすごく。
正直に言うと帰りたかった。


____でも
zm
っ……
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!?
え、ちょ
zm
〜〜〜ごめん、俺帰る
なんで泣いてしまったのかわからない。
でも、なぜかとても寂しくなって、シェアハウスの人たちが羨ましくなって、


"前世だったら、同じ家だったのに"



そう思って、涙が出てきた。
zm
ろぼろぉ……
ごめん、ごめん。お前はなんも悪くないから、謝らんといてな。




心の中で、謝った。


……ろぼろ、に。


ほんと、消えたい……。