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第30話

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1,262
2020/11/20 02:15
パク・You
パク・You
ミンギュ、ちょっと歩くのはやい!
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
えっ、ごめんなさい…
急にシュンとしてしまったミンギュは、チラチラと私を見ながら歩くようになった。その、姿は散歩をしている犬のようで少し面白い。
パク・You
パク・You
ふふっ、
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
もうっ!なんで笑うんですか!?
パク・You
パク・You
いや、面白くて…ミンギュって可愛いね
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
俺はかっこよくなりたいんです…!
拗ねたように言うミンギュも可愛くて、すこし背伸びして頭をわしゃわしゃと撫でた。目を細めるミンギュはやっぱり可愛い。
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
俺、頭撫でられるの好きなんです、、なんでか分からないけど
パク・You
パク・You
私も、好きかもしれない…なにか安心するよね?
すこし頬を染めてミンギュが言った。身長が高い人は頭を撫でられるのが好きって言うけど、本当なんだ。
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
俺よりも低い人が、頑張って頭撫でてくれるのって可愛いですよね?
パク・You
パク・You
なに、私が低いって言いたいわけっ!?そりゃ、ミンギュは高くていいですね〜!
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
怒らないでくださいよ〜笑
先輩は、可愛いって話なんですから
そう笑って、ミンギュは私の頭をくしゃくしゃと撫でた。それが、かっこよくて思わず固まる。顔が真っ赤になるのが分かった。
キム・ミンギュ
キム・ミンギュ
何してるんですか、先輩!早く行きますよ〜!!
パク・You
パク・You
まっ、待って…!
慌てて、追いかけると手をまた握られた。

あれ、、ミンギュってこんなにかっこよかったっけ…?

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