1998年9月25日
あたしは産まれた
深夜の、12時頃産声を上げ
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おぎゃー!
おぎゃー!
そう、看護婦はいう。
そのとき、その場に今助産師はある失態を起こしてしまった
人が生まれてきた時、絶対に触れては行けない脳部分がある
それは、あたしも詳しくは分からない
そんなのは、医者にしか分からない
凡人のあたしには何も言われてもわからない
だけど、その看護婦は触ってしまった
そこを触ると、くも膜下出血 顔のむくみなどが出てしまう
癲癇と全く同じ病状が出る
これは、後遺症が残らなければ幸せなもの
だけど人の願いなんて神様は知らんぷり
願いと裏腹ででてくるのが現実だ
あたしには後遺症が残ってしまった
それは、生涯向き合っていくしかない
いろんな選択肢の中から選びながら生きなきゃ行けないこのご時世に自由に選ぶことの出来ない不自由さがやるけ無い
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。