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第1話

第1話 普通を目指して。
1,001
2018/06/29 11:57
あなたside









今まで私はお嬢様暮らしだったけど








どうしても普通の暮らしがしたくて








母親に頼んでシェアハウスに住む事になった。









学校で省かれてて








普通が一番良いと思った。









あなた「ここ…よね…」









結構綺麗な家。








新居なんだっけ。









そっと鍵を開けて








扉を開く。









?「これどうする?」








?「んー…捨ててもいいんじゃね?」









ここ…本当に合ってるよね…








全員男なんですけど!?









あなた「あの…私…」









?「あー、南さんだっけ?」









あなた「あ…はい!南あなたです!」









シルク「あ…俺…シルクな!よろしく」









あなた「あ、よろしくお願いしますっ!シルクさん!」









変わった名前。








ハーフかなにか?









?「ん?誰ー?」









シルク「あ、今日から一緒に住む人。」









シルク、あなた以外「は??????」









シルク「名前はあなた。仲良くしてやって!」









ンダホ「随分急だけど…俺ンダホ!よろしく…ね?」









あなた「ンダホさん…よろしくお願いします!」









シルク「あのゲームやってるのがダーマで








パソコンいじってるのがマサイで








グミ食ってんのがモトキで








スマホいじってるのがぺけたんで








動画見てるのがザカオな!」









あなた「覚えるには時間がかかりそうですね…」









シルク「まあなwゆっくり覚えればいいよ








今日からあなたもFischer'sだな!」









あなた「Fischer's…?」









シルク「あ、知らない…?








そっか…お嬢様ってネットやんないか…。








YouTubeっていう動画サイトに毎日動画を投稿してる。








俺達のことをFischer'sっていうの!」









あなた「…なんとなくわかりました!」









シルク「ははwまあ無理もないか!








とりあえず上がりなー!」









あなた「荷物…どこに置けばいいですかね…」









シルク「そこに置いといてー」









シルクさんが指を指すところにキャリーバックを置く。









ンダホ「腹減ったー」









あなた「あ…何か作りましょうか?」









ンダホ「いいの!?」









あなた「はい!簡単なものなら…」









シルク「お手伝いさんが作るんじゃねえの?」









お嬢様…だもんね…w








やっぱり普通が一番なのかな。








あなた「こういう事もあると思って勉強したんですっ!」









ンダホ「あなたちゃんの料理食べてみたい!!」









あなた「冷蔵庫…あ…」









シルク「ごめん!買い出し忘れてたわ…」









あなた「そうですか…買ってきますね!」









シルク「待て!」









あなた「はい?」









シルク「夜に女子を歩かせるわけにはいかないだろ。
俺も行く。」









あなた「あ、ありがとうございます…」









シルク「行ってくるわ」









あなた、シルク以外「行ってらっしゃい!!」










お店まで歩いていると









シルク「整形ってしてないよな…?」









あなた「一切してませんけど…それがとうかしました?」









シルク「いや…かわいい(ボソッ」









あなた「今なんか言いました?」









シルク「いや別に…//」









顔赤い…








私なんか言った?











あなた「ただいま戻りました!」








シルク「ただいまー」









ンダホ「おかえり!!」









モトキ「なんか手伝おっか?」









あなた「えと…大丈夫です!」









モトキ「そっか!なんかあったら声かけてね〜」









あなた「はいっ!」









モトキさんは優しいな…。










あなた「できましたー!」









ンダホ「いただきます!!…美味しい!!!」









シルク「カレーとか久しぶり!うまっ!」









マサイ「美味しいー」









結構みんな反応が良くて嬉しいな…










ンダホ「美味しかったよー!また作って!」









あなた「はい!」









お皿洗わなきゃな…









あなた「ひゃっ!?」









マサイ「ん…?w袖まくらなきゃね…

そんな声ださないで…可愛いから。」









囁かれたぁぁあぁぁああ








可愛いなんて言われたことないのに…//









何照れてんの!!








お皿洗うだけ…。
ただそれだけ…。









マサイ「できた!」









あなた「あ、ありがとうございます…」









心臓がうるさい…










シルク「皿洗いお疲れ様!これ簡単な決まりな!」









ん?Fischer'sシェアハウスの決まり?









①仲間とはどんな時でも助け合う。









②仲間を大切に。









③お互い恋をしない。









恋をしない…か。




















Reiko_______💜
2017/11/07

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