中島side
今日こそ告りたい。
あっ、菊池がほとんど提案してくれたんだけどね
ありがたいよ。
ふまたんと同じ大学受かりました!
女子 「あ、菊池くんおはよ!」
ねぇねぇ、俺置いてかないでよ、、、
女子「放課後?うん今日は部活ないから暇だけど?」
女子「うんわかった。中島くんどうしたの?」
話についていけてない。
菊池は俺の話さえぎって満足そうに俺の肩を叩いてきた。
女子「中島くん、よろしくね!」
~放課後~
女子「お待たせ〜」
女子「うん!HR長くて、ごめん!!もしかして、待った?」
俺の好きな子が申し訳なさそうに謝ってきた。
女子「ほんと?ありがと〜。ところでどこ行くの?」
女子「あっ!ケーキ食べたい!」
女子「ほんと?!行きた〜い」
と、言いながら俺の知り合いの店に入らせてもらった。
本当は予約制なんだけど俺のオネダリで
女子「わぁ〜スゴい!!」
女子「う〜んいちごミルクで」
知り合いの人に「健人、払えよ?」って言われた笑
もちろんジョーダンだけどね笑
そろそろ言わせようかな?って顔してる菊池
女子「重大発表?」
女子「はやい笑」
食べ終わり
女子「ん?」
女子「うん!行ってらっしゃ〜い」
今だ!菊池、電話って嘘だろ?
いい雰囲気作ったんだろ?
ありがと菊池
女子「で、話って?」
女子「ぇ、?」
女子「な、中島くん、、それって、、」
女子「…、、はいっ!」
女子「よろしくお願いしますっ!」
菊池、タイミング良すぎだろ
俺、彼女ができた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!