「ん、」
松田「あ、起きたー?おはよー」
あの後少し寝てしまったみたい、
かけたはずのない毛布が3枚。迅が掛けてくれたのかな
松田「ちょうどいいや、ココアできたよ」
「…迅ほんとにありがとう。」
松田「ん?何が〜?」
「ぜんぶ、ありがとう」
松田「全然〜」
迅が容れてくれたココアは暑すぎず冷たすぎず。猫舌の私にはちょうど良かった、
そこまで計算してくれたのかな…ほんとにできた彼氏だ
松田「あつっ!」
「え?」
松田「このココアあつかった…」
「こっちはちょうどいいよ?」
松田「俺用に作った方だ…まちがえた、」
ちがったみたい。でもそこも迅らしくてかわいい、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。