「行ってくるね。」
尾崎「ほんまに行くん、なんかあったら連絡してや、?」
お友達に誘われた飲み会。たくは何をそんなに心配してるんだろう
かんぱーい!その声で始まった…
えっと……合コン、?
いや私彼氏いるし…
「ちょ、ちょっと!?」
『え、なに?』
「合コンとか聞いてないし……」
『人数合わせだから楽しむだけ楽しめばいいから!』
とは言われたものの…
ノリに着いてけない…
「ごめん、御手洗行ってくる。」
『ん?あ、おっけー』
たくが来てくれる…良かった、
『ねー、あなたちゃん?だっけ??俺タイプなんだよね〜』
「…えっと、」
『連絡先交換しない?』
「いや…ちょっと、」
『なんでよ〜いいでしょ?ね?』
たくはやくきてよ…
??「あー、随分可愛がってもろて〜笑
ありがとうございます〜!」
『え?だれ?』
尾崎「あ、あなたの 彼氏 の尾崎です」
『彼氏いるのに合コンかよ〜まあいいやじゃあね〜』
尾崎「大丈夫?」
「たくー…」
尾崎「…んー、とりあえず帰ろか?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。