第101話

冷めきった目
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2021/11/27 08:00
ー あなた side ー

10 : 55 に待ち合わせの駅へ到着

『 着いたよ !! 』とメールをするものの既読がつかない

駅の近くを歩いて回ってみると人だかりを見つけた

有名人とか … ??

少し近寄ってみると同じ中学の制服が見える

「 同中 … 何やってんだ、? 」 そう呟きながら私は人だかりに近寄る



するとその中心には見覚えのある顔があった

目が泳いでいて冷や汗がダラダラ垂れている

「 うわ、絶対マサイじゃん 」 と言って私はもう少し近付いた

すると会話が聞こえて来て『 マサイ先輩デートしませんか 』とはっきり聞こえた

いやいやマサイは今から私と遊ぶんだから (((


私は態と大きい声で 「 あ、マサイ ー !! 」 と呼んだ

振り返るマサイと周りの女子達

マサイは救世主が来たかの様な顔でこちらを見ていて

それと反対に女子達は冷めきった目でこちらを見た

うわぁ … 私の場違い感半端な ←


「 ま、ってる人来たからまた … ね 」 とマサイはぎこちなく笑って女子達に言った

「 いや … え ? 」 と女子達は戸惑っていて私の方を睨んでいる

そりゃあ … イケメンで有名な先輩と私が一緒に居るのは不釣り合いだと

そんなん分かってるわ ←

「 マサイ先輩 … 少しお時間ありますか、? 」 と1人の女子がマサイに聞いた

ねぇ聞いてたかな ??
待ってる人来たってマサイ言ったじゃん ??
それが私なんだよな ←

「 あ ~ … 5分ぐらいなら、、 」 とマサイは困り顔で答えた

マサイは私に目でごめんと訴えてきた

「 じゃあ私そこら辺で待ってるよ 」 と私はマサイと女子に言った

「 いや用があるのはあなたちゃん何だよね ~ 」 と不敵な笑みを浮かべ女子が言った

「 マサイじゃなくて、? 」 と私は一応女子達に確認をする


「 うん … あなたちゃんに言いたい事があるんだ ♡ 」 と女子に言われ

素直に女子達に着いて行き駅のロータリーから見えない位置に来た

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