第10話

選手編続き
343
2020/03/05 22:01
灰羽 リエーフ
灰羽 リエーフ
それじゃあ俺から!!
俺も意味怖にします!!
灰羽 リエーフ
灰羽 リエーフ
現在でも住んでいる自宅の話

今私が住んでいる場所は特に曰くも無く,昔から我が家系が住んでいる土地なのでこの家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました

ここ最近ですが,リビングに居ると昼夜を問わず,女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます

「ん〜…ん〜ん〜…」

最初はよ〜く耳を澄まさなければ聴こえないほどに遠くから聴こえてくるのですが,放っておくとどんどん近づいてきます

「ん〜…ん〜ん〜…」

それでも放っておくと,意識を集中しなくても聴こえる程に近づいてきます

「ん〜…ん〜ん〜…」

なので私はその声に気付いたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています

(これしか知らないもので…)

とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると,声は段々遠ざかっていきます

このリビングでは,テレビにも集中出来ません

声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし,はやく声に気づいて般若心経を唱え始めなければ,時としてそれは部屋にまで入ってきます

「ん〜…ん〜ん〜…」

そういえばこの前,大好きなバンドのニューアルバムが発売されました

発売日を楽しみにしていたので,お店で買った時はもうテンション↑↑

早速家に帰ってヘッドフォンで聴いて,一通り聴き終え,良かったな〜と感心に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で…

「んーーーーーーーーーーーーーーー」



これでこの話は終わりっス!
この女の人が幽霊に接近を許してしまったのは何故でしょう?
次!
 〜灰羽リエーフのターン終わり〜
犬岡走
犬岡走
次は俺ですね!!
俺も意味怖にします!!
犬岡走
犬岡走
夜の10時過ぎ,バスの中はもう俺だけなのかと思っていた

すると,後ろから子供の声が聞こえた

そうか,まだ他にも乗客はいたのか

子供達は怪談話をしていた

子1「振り向くと幽霊が連れて行っちゃうんだって」

ああこの子はよく帰りが一緒になる塾帰りの子だ

子2「じゃあ振り向かなければいいんだね。簡単なことだ」

子1「それがね,振り向いちゃうんだって
振り返らせる為に幽霊も色々な方法を使うらしいんだ」

もうすぐ子供達が降りるバス停だ

2人は全く気付いていないようだ

乗り過ごして帰りが遅くなるのは可哀想だと思い,俺は振り向いて声を掛けた

「君たち,ここで降りるんだろ?」

子1「ほらね」


これでこの話は終わりです!
この話の本当に怖いところはどこでしょう?
次!芝山!
 〜犬岡走のターン終わり〜
芝山優生
芝山優生
俺も意味怖にする!    
芝山優生
芝山優生
『うわっ!?ゴキブリだ!』

「何ビビってるんだよ」

『俺,ゴキブリだけはマジで無理なんだよ』

「汚い家で悪かったな
そんなに嫌なら俺が殺してやるよ」

『よくゴキブリ出るのか?
殺したことあんの?』

「たま〜に出るかな
殺すのは今日が初めてだけど,まぁ大丈夫だろ」

『待て!汁とか沢山出るんじゃねぇ?
カーペット汚れるぞ』

「当たり前だろ?後の処分の方が大変なんだから刃物使わなけりゃ血とか内蔵とか出ないように殺せるだろうけど,初めてだからな〜」

『刃物じゃなくても新聞紙とかで潰したって出るだろ
なんか申し訳ねぇな』

「気にするなよ
お前は友達だし,せめて痛くないように1発でやってやるからさ
覚悟はいいか?」

『おう』

これでこの話は終わりです
この話の怖いところはどこでしょう?

それじゃあ次!
梟谷高校さん!
 〜芝山優生のターン終わり〜
✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃
作者
作者
\(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
海 信行
海 信行
(💢^ω^)
作者
作者
ごめんなさい( ´・ω・`)

今回は2000文字超えました!
今回はここまで!

それではまた次回!
他の作品もみてくださ((
海 信行
海 信行
宣伝はダメだよ?
作者
作者
ワ、ワカリマシタ...(lll-ω-)

そ,それじゃあまた次のお話で…

おつくろ…( ´・ω・`)
海 信行
海 信行
ごめんね(・ω・`)

それじゃあ
おつくろ

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