第5話

>>4
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2018/11/17 13:12
あなたside

目の前にいる太陽は何故か赤面している。はっきり言うと意味がわからない。

?)おはよー。

この声は……

うらた)あ、まーしぃーおはよう!

志麻)あなたもおはよー。

あなた)おはよ。

志麻)大丈夫か?眠い?

いや、全然驚くほどねむくない。

あなた)いや、大丈夫。

志麻)おう、ならええけど。

ほっとしたような表情を見せた志麻くんを見て本当に優しいんだなと思った半面自分の事なんてほっといていいのにとか思ってしまうが、これからも気にかけてください、お兄さん。

?)すみませーん、遅れましたー。

うらた)おーセンラ。大丈夫、坂田来てねぇーから。

センラ)ほんまですかー?あいつはほんとに(笑)

その微笑みほんとに好きです。心のなかで唐突な告白をしてしまうくらい。好きだ。
この人は自分の癒しだ。

あなた)いつもの事だよ。

来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない
来なーーーーーーーーーーーーーーーーーい。

?)ごめーん!

あ、来た。

うらた)おせーよ。

我が弟よ、やっと来たか。
来てそうそう悪いんだか、寝癖ついてるよ。我が弟。

センラ)ほんまに、お前はー。

志麻)反省しろよ。

坂田)ごめんって!目覚ましが

うらた)言い訳をするな。

坂田)すみません。

可哀想な気もするけど、さかたんが悪いよ。

あなた)まぁまぁ、そんなに怒らなくても、さかたん髪。

どうやったらここに寝癖つくんだろうとか思い色々な寝方を想像してみたが布団にくるまって寝てもベッドから落ちても例えば、寝ぼけて家の周りを走っていたとしてもここにはつかない。
うん、弟は天才だ。

うらた)じゃあ、行くぞ。

少し変なことを考えていると太陽様の声で現実に戻された。

3人)うん!/うん。/はい!

あなた)はーい。

朝から、みんなのことが好きだという事が再確認できたと同時に自分がここに居るべきじゃないことも再確認できた。


変わらず、空は綺麗だった。

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